| 2001年5月12日放送 |
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【 山里の工房から世界をめざす! 中村ブレイス 中村俊郎社長 】
コメンテーター 吉田順一 神戸大学大学院教授 |
はるかに日本海を望む島根県大田市大森町。中国山地の懐に抱かれたこの町は、かつて石見銀山の鉱山町として栄えたが、現在は人口500人あまりの典型的な過疎の町である。この地に本社を構える義肢装具の世界的メーカー・中村ブレイス。
工房の中には、まるで本物と見まがうほど精巧につくりあげられた人工の手や指、鼻,乳房が並ぶ。かすかな体毛や毛細血管、シワの一本までも見事に再現するその技術は、まさに芸術品を見るよう。
不幸な事故や病気で手足などを失った人たちに、大きな希望の光を与えている。海外からの注文も多い。 制作に励んでいるのは驚くほど若いスタッフばかりで、女性の姿も目立つ。
そんな若き匠たちを率いるのが中村俊郎社長53歳。日本を代表する義肢装具士としてアメリカに学び、帰国後、生まれ育った山の町に「ふるさと再生」を願って中村ブレイスを興した立志伝中の人物である。
『人に笑顔をもたらすものをつくりたい』
『からだの一部を失った人の痛みと苦しみを取り除きくことが私の仕事』 そう語る中村社長のもとには、製品を実際に身に付けた利用者から、喜びと感謝の手紙が山のように寄せられている。
中村社長のもうひとつのライフワークが、大森の町並み保存である。古い家屋郡の修復工事を進めるほか、取り壊しの危機にあった旧松江銀行の建物を大森に移築、「なかむら館」として見事に復元を果たした。
大都会を遠く離れた山の町に、世界的企業が誕生するまでのドラマと中村社長のひたむきな郷土愛を描く。 |
企業トップに関わる特定の「モノ」を通して、メインコーナーとは異なる視点からゲストの横顔を浮き彫りにする。
文字通りの「お宝」のほか、思い出の写真、プレゼント、趣味、会社の 初期製品、社員がしらない素顔をしる奥様、座右の銘などジャンルを問わず、リポーターの小牧芽美の視点から、トップの知られざる「玉手箱」を覗く。
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【 一枚の美女の写真 】
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中村社長のとっておきの宝物は、「なかむら館」に飾ってある一枚の美女の写真・・・ハリウッド女優ナタリー・ウッドの直筆サイン入り写真。
彼女の大ファンだったという中村社長。あこがれの大女優から贈られたこの写真に秘められたエピソードとは・・・。
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