これまでの放送

時間に曜日!
実はこうやって決まったんです!!

6月4日(日) 放送

6月10日は、「時の記念日」です。
意外に知らない、「時」の不思議を紹介します!

時の記念日は
時間にルーズな日本人のために作った!?
時の記念日は、時間にルーズな日本人のために作られたと言われています。
日本人は、時間に正確な国民性と言われていますが、今から100年前の日本人は、時間をあまり気にしていませんでした。
生活を改善するために時間を正確に守ることが大事だということを、みんなに知ってもらうために、時の記念日が始まりました。また、時の記念日を広めるために始まったのが、「時の展覧会」です。
そのテーマは、時間の大切さです。その展覧会の会期は、当初1か月間だったのですが、あまりにも人気で、20万人以上の人が訪れたので、会期を延長し、「伝説の展覧会」と呼ばれています。
「伝説の展覧会」で紹介された
ユニークな内容とは!?
伝説の博覧会で、「婦人一生のお化粧時間」というのが紹介され、非常に人気がありました。
婦人は、お化粧する時間がかかり過ぎているので、少し時間を短縮させた方がいいという内容です。それによると、婦人は、洗面化粧結髪に1時間30分、入浴に、1時間20分、その他、夫を待つ間に鏡を見るのに5分、寝る前の髪直しに10分、など1日に合計3時間30分も化粧にかけていたと記されています。
さらに、一生のうちでは、5年間はお化粧に費やしていたという計算になります。
大昔の人は何をみて1日と決めたの!?
1週間の曜日の名前は何からつけられた?
大昔の人は、1日は太陽を見て決めましたが、1か月は月の満ち欠けを見て決めました。新月から新月の間が約29.5日で、その月の満ち欠けの周期が1か月となりました。
1週間の曜日の名前の由来は、太陽系の天体の名前にあります。昔は、土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月という天体の並びが、時間とし使われていました。
昔の人は、1時間ごとにそれぞれの天体が支配していると考えていました。そのため、1時間ごとに、7つの天体の名前をつけていました。
天体が1巡するごとに、色分けすると、1日目が、火曜日で終わっていたら、翌日は、日曜日から始まります。
このようにした場合の、頭の時間である土星の時間を持つ土曜日、また、次の日は太陽の時間から始まるので、日曜日と呼びました。
このようにして、1日の始まりの時間を、支配している天体の曜日としました。
これが、現在の土、日、月、火、水、木、金の並びになりました。
曜日は、平安時代に伝わり、現在のような形で、使われるようになったのは、明治以降だと言われています。
協力先
井上毅(明石市立天文科学館 館長)
近江神宮