これまでの放送

生物がヒント!!
アレの仕組みは〇〇

2月4日(日) 放送

身の回りの便利なものの中には、いろいろな生物の生態をヒントに作られたものがあります!
今回は、生物をヒントにした生体模倣を使った便利なものを紹介します!

痛みが少ない注射針は、
何の生物をヒントに作られた?
痛みが少ない注射針は、1度に何度も血糖値を測る糖尿病の患者などが使う採血針として使われており、指先に刺して採血します。
この注射針は、蚊の針をヒントに開発されました。
蚊の針は、拡大して見ると、ギザギザになっています。
一見痛そうに思いますが、普通の針と比べると、刺した時に、皮膚と擦れる面積が少ないので、痛みが少ないのです。
痛みの少ない注射針は、いつ刺さったかわからないということで小児科などでも使われています。
ヨーグルトがつかないフタは、
何の生物をヒントに作られた?
ヨーグルトがつかないフタは、「ハスの葉っぱ」をヒントに開発されました。
ヨーグルトのメーカーにお客さんから、フタをあける時に、ヨーグルトが手についてしまうという声があり、 フタの製造工場の隣にある沼に生えていたハスの葉が水をはじくところを見て開発のヒントにしたそうです。
ハスの葉の表面を拡大してみると、小さな凸凹があります。
その凸凹に空気が入り込むことで、水をはじいているのです。
この構造を応用することで、ヨーグルトがつきにくいフタが誕生したのです。
宇宙服と同じ機能を持つ
生物とは!?
宇宙船は、打ち上げなどの時、宇宙飛行士にかかる重力が、地上の約3倍になります。
重力が強くかかると、体中の血液が脚に集まり、頭に血が行き渡らなくなって気を失うことがあります。
野生のキリンは、立ったまま眠ると言われるほど、長時間立ち続ける動物です。
身長も5mほどあるのに、足がむくむことはないと言われています。
キリンの脚は、とても丈夫な皮膚で覆われており、サポーターのようにきつく締め付けることで、脚に血液がたまりにくくなっています。
宇宙服には、キリンの脚と同じように、脚に圧力をかける機能が付いており、血液が集まるのを防ぐので、気を失うことはありません。
こうした技術のおかげで、人類は宇宙へ行くことができるのです。
協力先
ライトニックス
関西大学
森永乳業
神戸市立王子動物園