豊中妊婦刺殺 被告に懲役21年

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大阪・豊中市のマンションで
妊婦を殺害した罪に問われている男の
裁判員裁判。
大阪地裁はきょう
男に懲役21年を言い渡しました。

去年5月、豊中市の
マンションで妊娠中だった
滝畠裕美(たきはた ひろみ)さんが
同じマンションに住む
上原亮宏(うえはら あきひろ)被告に
首など30ヵ所を刺され死亡しました。

悲惨な事件は
滝畠さんの1歳の長男の
目の前で起こりました。

これまでの公判で上原被告は、
被害者から嫌がらせを
受けていたなどと証言、
また、致命傷となった首の傷は
「転倒時に刃物が刺さった事故」と
殺意を否認し、
傷害致死を主張していました。

大阪地裁はきょうの判決で
「嫌がらせを受けているという妄想を抱き、
何の罪もない被害者を死んでも構わないと思って
強い力で何度も突き刺した
極めて残虐かつ非道な犯行」と断罪しました。

その一方で自ら通報し
「自首」していることなどから、
懲役21年を言い渡しました。

【記者】
「裁判では、弁護士の発言さえぎって
自ら主張し、最後まで殺意を否認し続けた
上原被告。判決の読み上げでは無表情で微動だにせず
判決を聞いていました」

被害者・裕美さんの夫は
会見を開き判決への思いを語りました。

【被害者の夫】

「傷害罪にとどまるという最悪の結果をまぬがれ
ちょっとほっとはしたけど、うれしいわけではない。」
「遺族のぼくらはおなかの赤ちゃんも殺されたことは
一生残るので・・・2人の殺人というのは
ずっと残ります」