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高山右近が「福者」に

2.07高山右近

戦国時代に活躍した
キリシタン大名としても知られる
高山右近(たかやま うこん)に
ローマ法王庁から
「福者(ふくしゃ)」の称号が
与えられました。

【アンジェロ・アマート枢機卿】

「1651年にマニラで殉教した
神のしもべ、ユスト高山右近を
私の使徒的権威によって
福者の列に加えます」

ローマ法王の書簡が朗読されると
映し出された高山右近の肖像画を前に
会場に集まった
およそ1万人の信者らが祈りを捧げました。

「福者」はキリスト教で
最高位の崇敬対象である
「聖人(せいじん)」に次ぐ称号です。

高山右近は摂津国・現在の大阪豊能町出身で
少年時代に洗礼を受け、
織田信長や豊臣秀吉に仕え
高槻城主となりました。
豊臣秀吉のバテレン追放令で
信仰を捨てず大名の地位を捨て、
1614年、江戸幕府の禁教令で国外追放され
翌年にフィリピンで病死したとされています。

日本のカトリック司教協議会が、
信仰に命を捧げた殉教者として
高山右近を「福者」に加えるように
ローマ法王庁に申請し、
去年1月に承認されていました。