淡路島5人殺害”責任能力”は?

2.8 淡路島

2年前、淡路島の民家で
男女5人が次々と殺害された
衝撃的な事件の初公判が今日行われました。

殺人などの罪に問われた男は
黒のスーツ姿で終始落ち着いた様子で
法廷にたち
「事件は工作員が仕組んだもので
私は被害者。完全な冤罪だ」などと

起訴内容を全面的に否認しました。

おととし3月
兵庫県洲本市に住む
平野達彦(ひらのたつひこ)被告が
自宅近くの民家2軒に押し入り
住人の男女5人を
サバイバルナイフで殺害したとして
殺人などの罪に問われています。

事件前、被害者らは
平野被告に無断で撮影された写真を
インターネット上に掲載されたと
兵庫県警にトラブルを相談。

また、平野被告は精神疾患により
入院をしていたことなどから
刑事責任能力があったのかが
最大の争点となります。

きょうの裁判員裁判の初公判で、検察は

「殺害方法を事前にインターネットで
調べるなど、準備をしていて
完全に責任能力があった」 と主張。

一方、弁護側は
「犯行は妄想によるもので
心神喪失か心神耗弱の状態だった」

として刑事責任能力を争うと主張しました。
今後、平野被告の親や精神科医からの尋問など
12回の公判を予定していて
判決は来月22日に言い渡されます。