ミナミ通り魔 死刑判決破棄

3.9ミナミ

2012年、大阪・ミナミで
通行人2人を殺害したとして
死刑判決を受けた男の控訴審で
大阪高裁はきょう、
一審の死刑判決を破棄し
無期懲役を言い渡しました

2012年6月、
休日の大阪・ミナミの繁華街で
通行人の男女2人が
のどや腹などを何度も刺され
殺害されました。

この事件で殺人などの罪に問われた
磯飛京三(いそひ きょうぞう)被告は
1審の裁判員裁判で
死刑を言い渡されました。

去年、大阪高裁で始まった控訴審で
弁護側は
「犯行には精神障害の影響があり
計画性もなかった」として
死刑を回避するよう求めていました。

きょうの判決で大阪高裁の
中川(なかがわ)裁判長は、
「計画性は低く、覚せい剤の後遺症による
精神障害の影響も否定できない」として
1審の死刑判決を破棄し
無期懲役を言い渡しました。

裁判員裁判の死刑判決を巡っては
最高裁が
「死刑の適用には公平性が求められる」

としており、
裁判員裁判でも過去の量刑判断を
検討するように求めています。