号泣元県議に執行猶予4年

野々村

あの号泣会見から2年。
元兵庫県議会議員の野々村竜太郎被告に懲役3年、
執行猶予4年の判決が言い渡されました。

【MC】
まず野々村被告ですが、
きょうはどんな様子だったでしょうか?
【記者】
はい。きょうの野々村被告は白いシャツに黒いズボンという、
スッキリした印象の服装でした。
裁判長と傍聴席に向かってそれぞれ深く一礼したあとに証言台に座り、
裁判長が読み上げる判決をじっと、うつむきぎみに聞いていました。
なにより「発言」に注目していたんですが、今回は終始無言のまま、
法廷を後にしました。

【MC】
きょうの判決は執行猶予がつきました。
裁判所はなぜこういう判断をしたんですか。

【記者】
裁判所はまず野々村被告の300回以上の出張が、
すべて「カラ出張」だったと認定しました。
「県外に出張中のはずなのに、西宮市内や神戸市内で
クレジットカードを使った記録」などが証拠として残っていて、
「カラ出張」は明らかだと判断されました。
ただ受け取った政務活動費をすべて返していることが考慮されて、
判決に執行猶予がついた形です。
【MC】
しかし、税金が投入されている政務活動費をめぐる事件で
裁判で「記憶にない」を繰り返したことに判決でなにか指摘はありませんでしたか?
【記者】
はい、裁判長は「県民の信頼を金銭欲から裏切り、政務活動費制度への信頼を損ねた」
と述べました。
今後は控訴の可能性もありますが、野々村被告側はいまのところ方針を
明らかにしていません。