「遺産目当ての毒殺」と指摘

7.18青酸

青酸化合物による
高齢男性4人の連続不審死事件。
殺人などの罪に問われている
70歳の女に対する裁判員裁判は、
今日、夫の殺害についての
論告が行われ
検察側は
「遺産目当てで毒殺した」と
有罪を主張しました。

筧千佐子被告70歳は
夫や交際相手など高齢男性4人に対する
殺人と強盗殺人未遂の罪に
問われています。

きょう開かれたのは、
4年前、京都府向日市で
夫の筧勇夫さん当時75歳が
青酸中毒死したとされる
事件についての中間論告で、
検察側は
「千佐子被告は、事件当時の精神鑑定で
認知症は無く、
善悪の判断は充分出来た」
とした上で、捜査段階や裁判でも
殺害を認めており
「遺産の取得を想定した行動で、
青酸を勇夫さんに飲ませることは
被告こそ可能であった」と
有罪を主張しました。

これに対し、弁護側は
「千佐子被告は事件当時から認知症で
捜査段階での供述に信用性はなく、
裁判での供述も証拠との矛盾がある」
と改めて無罪を主張、
さらに、裁判で黙秘を一転させるなどの
行為について、
「判断能力が無い」として、
裁判を打ち切るべきだと訴えました。

千佐子被告に対する裁判員裁判は今後、
他の3人の男性の事件についての審理を行い、
11月7日に判決が言い渡されます。