ワクチン被害提訴へ17歳の声

子宮頸がんワクチンの副作用で
健康被害を受けたとして
全国の女性64人が国や製薬会社に
損害賠償を求める
集団訴訟をあす起します。
大阪で被害を訴える17歳の女性に
思いを聞きました。

726子宮頸がん

【原告17歳女性】
体調はつねに倦怠感が強くて、
手足が痛くなったり、しびれたり
たまには不安発作みたいなものも起きます」

大阪市内で通信制の高校に通っている
17歳のAさん。体調に異変を感じたのは
2回目のワクチン接種を受けた
中学2年生の冬。
睡眠障害や手足の痛みなどが続き、
母親といくつもの病院を回りましたが、
原因はわかりませんでした。

高校入学後はダンス部に所属するなどしましたが、
足の痛みや腕の痺れ等が悪化、通学も困難となり、
おととし通信制の高校に転校しました。
【原告17歳女性】
「本当は高校にずっといたかったんですけど
普通に行けていたら、今でも高校で楽しく
してたかなという気持ちもあります」

去年1月、東京の大学病院で検査を受け、
初めてワクチンの副作用の疑いがあると
診断されました。
現在も症状は改善せず痛みが激しいときは
車椅子が必要だといいます。

【原告女性の母親】
「辛い思いをさせた。(本人の甘えだと思って)
やっぱり叱って連れて行って、
学校に行かせたりとか、
成績が下がっていくことに対して、
責めたこともあった」

今回の訴えでは、国はワクチンの安全性を
確認しないまま定期接種などで被害を拡大させた、
として国などに対して
1人あたりおよそ1500万円を請求するとしています。

【原告女性の母親】
「それはやっぱり(ワクチンの副作用だと)
認められてないから。 国に認められてないから。
きちんと治してもらえる体制にして欲しい」

子宮頸がんワクチンは2009年12月から
今年4月までに全国でおよそ339万人が接種しており、
国によりますと2945人が体の痺れなどの
健康被害を訴えています。