2014年1月1日(水) 午後2:00〜2:55放送!2002年、21世紀初の独立国となった東ティモールに降り注ぐのは、資源の恵みか、それとも資源の呪いか…

24年にも及ぶインドネシアとの紛争を経て、21世紀初の独立国となった、「東ティモール」。しかし、長きにわたる紛争の結果、産業は育たず、国民の多くが、1日2ドル以下の生活を強いられている・・・その貧困からの脱却を目指し、立ち上がった男がいる。2002年・東ティモールを独立へと導いた、“シャナナ・グスマン”現・首相だ―。

“カリスマ”が、テレビ大阪のカメラの前だけに語った、ストーリーがある。それは、オーストラリアとの海域に眠る巨大な資源を開発し、国民に豊かな富をもたらすための“終わりなき戦い”だ。“命をかけて、経済の舞台で戦い続けなければならない・・・・” 武器となる“資源開発”は人々に恵みをもたらすのか。それとも、汚職を格差が覆う、呪いをもたらすのか。 
首都・ディリの一角に、貧困と縁のない、エリートが集う場所がある。2011年に設立された国営会社だ。 知識や海外経験を持つエリートたちが手がけているのが、オーストラリアとの共同海域に眠る、巨大なガス田を開発するとともに、南部の農村部を石油化学工業地帯へと変える、“国家プロジェクト”だ。 その第一歩を刻むため、エリートが向かった国がある、それは、新興国、「タイ」。

2017年の石油精製工場の完成に向け、技術やノウハウを学びとろうとしていたのだ。資源を“恵み”へと変えるため、突き進む、エリートたち。しかし、小国ならではの“現実”と“壁”が、立ちはだかっていた・・・。
“資源”がもたらす開発を、睨みつける男がいる。 元ゲリラ出身の男だ。独立から11年―。自由のために共に戦った仲間たちは、国家の運営に携わる一方、男は対極へー。 銃をペンに持ち替え、新聞を発行し、資源開発の裏で降り注ぐ“汚職”と“格差”と戦っている。

しかしー。男の首を絞めるような出来事が起こった。政府の圧力によって、新聞は休刊へと追い込まれたのだ。「言論の自由」を奪われた怒りは、国家プロジェクト、そして独立に導いた“カリスマ”に注がれようとしていたー。