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門真 浸水被害想定を「見える化」

23日、大阪・門真市でテープを手にした地域の住民たちが集まっていました。

お弁当屋さんやコンビニエンスストア、住宅の塀に至るまで…
街中にテープを貼っていきます。

このテープは淀川が氾濫したときに水に浸かる高さを示しています。

【龍なつ美記者】
「淀川が氾濫した場合、この周辺は1m30cmまで浸水するのですがこのテープを張ることでどのくらいなのか一目でわかります」

門真市は淀川には接していませんが、広い範囲で淀川の堤防よりも低いため水害のリスクが高いとされています。
この取り組みは浸水被害の危険性を「見える化」することで住民の防災意識を高めることが狙いです。

【参加した住民】
「これだけと聞いてるより、実際に見たらうわっと思う」
「ちょこっとビチャビチャになるくらいだと思ってました。遠く離れた淀川からこんなに水が来るとは」

水害時にどの場所がどれくらい浸水するかは各自治体がハザードマップなどで公表していますが
住民が危機感を共有できているとは言えない現状があります。

【近畿地方整備局担当者】
「市役所がハザードマップを作っても、日ごろの備えとして活用が十分ではない」

7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県真備町では
ハザードマップの予測とほぼ同じ区域が浸水し51人が亡くなりました。
ハザードマップがもっと住民に浸透していれば
被害を減らせたのではないかという指摘もあります。

【近畿地方整備局担当者】
「逃げ遅れゼロの街が増えるように頑張っていきたい」

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