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ノーベル医学・生理学賞に本庶佑京大特別教授

昨夕、日本人で2年ぶり26人目のノーベル賞受賞者が誕生した。興奮冷めやらぬ母校京都大学医学部の学生、大阪万博招致に追い風になると喜色満面の松井大阪府知事。本庶氏の功績は、外科療法、放射線療法、化学療法につぐ第4のがんの治療法、免疫療法に道筋をつけたこと。本庶氏を中心とする研究チームは、免疫を抑制する働きを持つ分子「PDー1」を発見、薬でこの分子の働きにブレーキをかけて人間の免疫力を活性化させる「がん免疫療法」の糸口をつかんだ。彼の研究の結果、20年という創薬の世界では長くない期間で「オプジーボ」という薬を世に出した。この薬で、多くのステージ4のがん患者を救ったという。しかし、彼の研究は常に、開発資金との闘いだった。「基礎研究にもっと投資を呼び込み、若い研究者が育つ環境作りが急務」と現在の日本の問題点も指摘。自身も出来る限り薬の効果を上げていく研究に心血注ぎたいという。

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