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補助金詐欺事件 籠池泰典被告「国策捜査」と否認

多くの人が関心を寄せる事件の初公判。

6日から始まった学校法人「森友学園」をめぐる補助金詐欺事件の初公判。
前理事長の籠池泰典被告と妻の諄子被告が、詐欺などの罪に問われています。
2人は2016年に、豊中で建設していた小学校の工事費用を水増して、
国の補助金・およそ5600万円を、
さらに学園が運営する幼稚園などで、大阪府と市の補助金
合わせておよそ1億2000万円を騙し取ったとされています。

諄子被告は共謀もなく、事件にも関係していないと無罪を主張しました。
泰典被告は「教育者としてあってはならないことをした」と一部を認めましたが、
故意に騙し取ろうとしていないと、詐欺にはあたらないと否認しました。

籠池被告はどんな様子だったのか、大阪地裁から伝えてもらいます。

【五味多宏和記者 中継レポート】

はい。午後2時前、妻の諄子被告と大阪地裁に入った籠池泰典被告は、
報道陣の呼びかけには一切応じませんでした。

2人とも法廷では落ち着いた様子で、泰典被告は罪を認めるか聞かれると、
「国策捜査で全てを失い許せない」と強い口調で話し始め、
「忖度で財務省が動いた事件の口封じに使われた」と強く主張しました。

途中、検察官が「事件と関係のない話をしている」と発言を制止しましたが、
裁判官が続けるよう促し、最後まで堂々とはっきりとした口調で持論を展開しました。

裁判は今年10月まで続きます。

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