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京アニ放火殺人からまもなく1カ月 京アニ作品が愛される理由とは

 

京都アニメーションの放火殺人事件から間もなく1か月。

京アニ作品が世界中のファンに愛される理由を改めて探りました。

 

事件のあった現場では

午前10時に台風の影響でおとといから撤去されていた献花台が再び設置されました。

 

「7月18日午前10時30分すぎ」

事件があったのは京都アニメーションの第1スタジオ。

男が押し入りガソリンのようなものを撒き火を放ちました。

瞬く間に広がった炎は35人の命を奪い、34人にけがをさせました。

日本だけでなく世界中で愛される京アニ。

【中国人のファン】

「京アニー!!」

【韓国人のファン】

「初めてみたアニメがけいおんで京アニ好きになった」】

愛される理由、それはアニメの世界に実際に入り込めるかのようなリアルな描写。

作品には実在する場所が数多く登場します。

スタッフが何度も足を運び、繊細で美しい情景をアニメーションに落とし込みます。

そうした場所をファンは「聖地」と呼びます。

【聖地巡礼に来たファン】

「アニメで見たまんま。感動」

岐阜県大垣市。

人気作品「聲の形」のモデルとなった町です。

「聲の形」は聴覚障害のある少女に対するいじめという

これまであまり取り上げられなかったテーマの作品です。

 

【「聲の形」のファン】

「人間のドロドロした内面が色濃く描かれていて考えさせられる映画だった」

「自分も中学時代に孤立していた、主人公と自分を重ねた」】

 

絵の美しさに加え、時に優しく、時には鋭く紡ぎだされたリアルな心理描写も

ファンを惹きつけるゆえんです。

事件では「聲の形」を作り上げた西屋太志さんも亡くなりました。

これからも多くの作品を生み出すはずだった35人のアニメーター。

今回の事件はその才能を一瞬にして奪い去りました。

 

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