秋色の理由
2015年11月17日
秋の色には、ちゃんとワケがあります。
例えば、紅葉。
朝晩の冷え込みが強まってくると、
葉に含まれるアントシアンなどの
色素が多くなるため色づきが始まります。
写真は兵庫県三田市の三田谷公園にある
モミジバフウです。
同じ種類の木でも
グラデーションになっていたり、
色がまちまちなのはなぜでしょう?
赤いのは、日光がよく当たって色素が濃くなったのです。
黄色の葉は、赤い所と比べ日光があまり当たらなかったからです。
また、池や川など水辺にあると
適度な湿度があるため
綺麗に色づきます。
モミジバフウは
手のひらと同じくらい大きい葉です。
さらにこちらは秋のバラ。
バラは春と秋の年に2回咲く花です。
春に咲く時より大きさは小ぶりですが、
秋のバラの方が花びらの色が濃く、鮮やか。
香りも濃厚になるようです。
写真は堺市の浜寺公園で、
見頃はあと10日ほどです。
色濃く醸し出す、秋の風情。
ちょっと違った目線で見てみても
楽しそうです。