このイベントは終了いたしました。たくさんのご来場ありがとうございました。

夢・家(1994〜95年)

赤い土の上の出来事'76(1976年)
京都国立近代美術館蔵

落下土風景(1970年)

原都市(1983年) 財団法人中信美術奨励基金蔵

テレビ大阪開局25周年記念
「没後10年 麻田 浩展」

2007年7月31日(火) - 9月17日(月・祝)
京都国立近代美術館[岡崎公園内]

開館時間
9時30分〜17時(入館は16時30分まで)
※毎週金曜日と8月16日(大文字・五山送り火)は夜間開館とし、 9時30分〜20時まで開館(入館は19時30分まで)

休館日
最終日を除く毎週月曜日

主 催: 京都国立近代美術館 / 日本経済新聞社 /
テレビ大阪 / 京都新聞社
特別協賛: 日本生命
協 賛: 日東電工 / 非破壊検査 / 京都銀行
協 力: 京阪電鉄
京都国立近代美術館

◆住所: 〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町
◆TEL: 075-761-4111
※テレホンサービス(展覧会のご案内)
TEL: 075-761-9900

◆ホームページ:
http://www.momak.go.jp/

◆アクセス:
http://www.momak.go.jp/Japanese/access.html
  当日 前売 団体
一般 1,200円 1,000円 900円
大学生 800円 600円 400円
高校生 400円 300円 200円
*中学生以下、心身に障害のある方と付添者1名は無料
(入館の際に証明できるものをご掲示ください。)
【前売券場所】 チケットぴあ(Pコード:687-453)・ファミリーマート・
ローソンチケット(Lコード:57722) ほか 主要プレイガイドなど
記念講演会
8月11日(土) 午後2時から3時
演題 「パリでの麻田 浩と私」
講師:粟津則雄氏(文芸評論家)

シンポジウム(詳しくは京都国立近代美術館ホームページをご覧下さい。)
9月17日(月・祝) 午後1時30分から5時
テーマ「今、なぜ麻田 浩なのか」

講演
麻田 弦氏(麻田 浩長男) 「父を語る」
・パネリスト
森本岩雄(京都市立芸術大学名誉教授)
岩城見一(京都国立近代美術館長)
山野英嗣(京都国立近代美術館主任研究員)

*いずれも会場は、京都国立近代美術館 1階講演室。
聴講無料、定員100名、両日とも午前11時から整理券を発行いたします。


緑の地(1980年)

作品A(1965年)
庵<ラ・タンタション>(1991〜93年)
 京都国立近代美術館は、これまで麻田 浩(1931-1997)の大作《地・洪水のあと》(1985-86)や、パリ滞在時に開催された個展の出品作《赤い土の上の出来事 ’76》(1976)など油彩の代表作に加え、銅版画作品14点を収蔵し、麻田の心象風景と称される独自の作風の形成について高い評価を与えてまいりました。ことし没後10年を迎えるにあたり、最初期の習作から未完の絶筆まで、画業の全容を網羅した回顧展を企画して、はじめてその足跡を紹介しながら、麻田芸術再考の場といたします。

 麻田 浩は、日本画家・麻田辨自の次男として京都市に生まれました。兄も、日本画の道を歩んだ麻田鷹司で、麻田 浩は同志社大学経済学部在学中、当時の新制作協会の新鋭・桑田道夫に師事し、

御滝図<兄に>(1990年)
東京オペラシティアートギャラリー蔵

1954年23歳で同協会展に初入選を果たします。1963年、はじめての個展開催を機に31歳で画業に専念することを決意し、この年、父・兄とともにヨーロッパを旅しました。帰国後は、京都国立近代美術館の「現代美術の動向 絵画と彫塑」展(1965年)にも、重厚なマチエールによるアンフォルメル作品を出品するなど、1950年代から60年代にいたる初期の時代には非具象表現を追求し、さらには人体をモチーフとしたイメージによる絵画世界を模索してゆきます。1967年には京展で須田賞を受賞、翌年新制作協会会員となりました。

 1971年、再度渡欧した麻田はパリにアトリエを構え、滞在は11年におよんで、この間、ヨーロッパの古典絵画から決定的な影響を受け、写実的技法を駆使しつつも、現代という時代に潜む不安感を示すかのような「原風景」「原都市」と題された一連の心象世界を開拓、同時に着手した銅版画とともに、国内外で高い評価を獲得しました。フランスをはじめ、ベルギーやドイツ、ニューヨークなどでも個展が開催されるほか、海外の展覧会での受賞歴も多く、帰国後はこうした顕著な活動が認められ、1983年には京都市立芸術大学教授となり、1995年に京都市並びに京都府の文化功労賞に選ばれ、さらには第13回宮本三郎記念賞も受賞しました。けれども、残念ながら、1997年京都市龍安寺のアトリエで、自ら命を絶ちました。

Copyright (C) Television Osaka Inc. All Rights Reserved.