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ドゥービー・ブラザーズは’70にカリフォルニア州サンノゼという小さな町で誕生した。
ブルース、ソウルミュージックに強く影響を受けたトム・ジョンストンとフォークやカントリーにも精通したパット・シモンズという二人のギタリストが出会って結成されたこのバンドは、二人の個性を生かしたソングライティングで独自のスタイルを確立していった。その後、ツインドラムスを含む5人編成にパワーアップした彼らは、’72に「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」を発表。これが全米11位を獲得し、一躍注目を集めることとなる。 |
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’73年に発表された「キャプテン・アンド・ミー」はその楽曲のクオリティや、一丸となったグルーブ感など群を抜いた出来のアルバムで、この中から「ロング・トレイン・ランニング」(全米8位)、「チャイナ・グローブ」(15位)というアメリカンロックを代表する名曲が産まれ、ドゥービーの人気を不動のものとした。その後、メンバーチェンジを繰り返し、トム・ジョンストンに変わって元スティーリー・ダンのマイケル・マクドナルドが加入したころには都会的でソフィスティケイトされた、いわゆるAORミュージックのバンドとして、全く違ったタイプの音楽を追及するようになる。 |
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そして、’82惜しまれつつ解散。
しかし、その後は’89を皮切りの第1期黄金時代のメンバーを中心としたリユニオンを繰り返し、アルバムやツアーを発表、そのたびにファンを楽しませてくれている。 |
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