ワールドカップの会場という大役をおさめた長居スタジアムもホッと一息といったところでしょうか。しかし、長居はスタジアムだけではありません。今回は、長居公園内にあります長居植物園で、花と緑を満喫してきました。
長居植物園は、自然のすばらしさを身近に感じてもらおうと昭和49年に開園いたしました。季節を彩るいろいろな花や、およそ550種類もの樹木が育てられたスポットは私たちにとっても、また野鳥にとってものんびりできる憩いの場になっています。こちらを自然史博物館学芸課長の岡本素治さんにご案内いただきました。
この時期、満開のアジサイ。皆さんご存知でしたか?江戸時代シーボルトが日本からヨーロッパに持ち帰り、世界中に広まったんですよ。
また「歴史の森」は、1万年前から、なんと4000万年前の大阪で生育していた植物群の森が再現されているんです。自然史博物館に植物化石として展示されているメタセコイアも、現在生きている姿を見ることができるんです。
長居植物園では、毎月、自然史博物館の学芸員と一緒に園内を回るガイドツアーを開催しています。季節に応じて、見学コースや、植物や昆虫のお話が変わる素敵なツアーです。ぜひ一度あなたも参加してみませんか。
|