今回は小学校にお邪魔しました。いや～懐かしいですね～。おっ！チャイムがなった、今日はこれで授業が終わりです。帰る子どももいれば、カードを持ってどこかへ行こうとする子どもが！どこへ行くのか聞くと「いきいき活動」って言うんです。みなさん「いきいき」って何かご存知ですか？

　大阪市では、現在すべての市立小学校で、平日の放課後や土曜日、そして長期休みの期間中に「児童いきいき放課後事業」を実施しています。児童の健全な成長のために遊びやスポーツ、また自主的な学習を行っているんです。

　昔は、近くの公園や空き地で、近所の友だちと暗くなるまで遊んだものですが、今ではそういう遊び場も、学年を越えて遊ぶ機会も少なくなりました。そんな中、この「児童いきいき放課後事業」では、１年生から６年生までの児童たちがいっしょに楽しく遊ぶことができる空間が生まれます。

　指導員には元先生や地域の方々がなられています。お話しを伺いましたが、みなさん子どもが好きで、一緒になって楽しんでおられることが本当によくわかりました。

　また「いきいきパートナー」という高齢者の方たちも、ボランティアで、けん玉やビー玉などの昔遊びを教えてくれたり、地域に伝わる昔話を話してくれたりと活躍しているんです。

　子どもたちと一緒にダンスをした時は私もすっかり童心にもどりました。最近はパソコンだとかＴＶゲームに凝っている子どもが多いと聞きますが、やっぱり身体を動かすのが一番ですよね。

　１月２５日１０時から大阪市中央体育館で、各小学校の児童いきいき放課後事業に参加している子どもたちが一同に集い、日頃の活動成果を発表したり、スポーツや遊びなどを通じて交流する「児童いきいき放課後事業交流大会」が行われます。この楽しいイベントに、ご家族ご一緒に参加されてはいかがですか…！