大阪市立の小学校にはすべての学校にクラブ活動があります。サッカー部だとかバスケットボール部だとか、人気ですよね。しかしそれと並んで人気を博しているのが「演劇部」なんです。近々演劇部の発表会が行われると聞き、今回は、その活動の様子を見てまいりました。
地下鉄「西長堀駅」すぐのところにあります「大阪市立こども文化センター」では、健全な子どもを育成することを目的に、演劇や音楽などを通して、様々なイベントや活動が行われています。その中でも年に一度のビッグイベント「大阪市こども演劇フェスティバル」は、子ども自身による演劇やオペレッタなどの舞台発表会!毎年多くの小学生が参加しています。
今年の発表まで残りわずか!フェスティバルに参加する東成区の宝栄小学校演劇クラブは「こども演劇フェスティバル」の常連校。今年の部員は4年生から6年生までの15人。演技指導を受け持つ養藤郁夫教諭にお話しを伺いましたが、子どもたちの個性を活かせるようなキャスティング、やり終えた時の充実感とか成就感を持ってもらうようになど、いろいろと苦心されておられました。
平野区の長吉六反小学校にもお伺いしましたが、こちらの演劇クラブの部員数はなんと40人。その人数の多さから、月組と星組の二つのグループに分かれて、それぞれが同じ演目で参加するんだそうです。指導にあたる向井功教諭のもと、子どもたちは本当に明るく楽しく演技をしていましたよ。
「大阪市こども演劇フェスティバル」は2月15日・16日の2日間、大阪市立こども文化センターで行われます。子どもたちの迫真の演技をぜひごらんください。
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