車輪と車輪がぶつかり合うあの迫力!今回、人気急上昇中の車いすバスケットに挑戦し、指導にあたられていたスポーツ競技主幹の高橋明さんにお話しを伺うことができました。
地下鉄「長居駅」のすぐ北にあります大阪市長居障害者スポーツセンターでは、月に数回、車いすバスケットボールの練習が行われています。バスケットボール用に工夫された車いすに乗ることができましたが、転倒防止用に車輪がひとつあり、計5つの車輪があるんです。そして、まったくの初心者の私も参加できるということなので、練習にまぜていただいたんですが、車いすを扱うのがやっとなんです。それでも、チームの皆さんのやさしいアドバイスのおかげでシュートを打てるまでになりました。
車いすバスケットは、コートやボールの大きさ、ゴールの高さなど一般のバスケットボールと同じです。違うのは、ドリブルせずに3回以上車輪を漕ぐと「トラベリング」、また選手には障害レベルに応じた持ち点が決められていて、コート上の5人の持ち点合計が14点を超えてはいけないというルールがあります。障害のある人もない人も一緒に楽しめるように工夫されてます。
選手の皆さんもいきいきと楽しく練習されていましたが、私もこんなに楽しいとは思いませんでした。「障害があろうが、なかろうが楽しく、いっしょにできる競技としてね、ますます発展することを祈っているんです」と高橋さんがおっしゃっていましたが、本当に私もそう思いました。
3月13日から15日まで、大阪市中央体育館とアミティ舞洲で「国際親善車椅子バスケットボール大阪大会」が開かれます。シドニーパラリンピックで金メダルを獲得したカナダをはじめ、オーストラリア・韓国、そして日本チームが熱い戦いを繰り広げます!迫力溢れるプレイの数々。入場無料です!皆さんどうぞお越しください。
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