毎週土曜午後9:54放送 桂小米朝のハートフル大阪
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  2003年2月22日放送
新しい食のコミュニティーゾーン!
(大阪市中央卸売市場)

大阪市中央卸売市場 江戸時代から「天下の台所」として栄えてきた大阪。現在、市民の食生活を支えているのが、大阪市中央卸売市場です。福島区にあります本場では、14年間にもおよぶ整備事業が昨年10月に完成。売り場面積およそ34万㎡と、日本最大の市場として生まれ変わりました。

 大阪市中央卸売市場の本場長、宮岐宣正さんにご案内していただきました。
 毎日、市場の中で約1万人の人が働いておられ、3万人くらいの方が市場に買い付けに来られているとのことですので、すごい活気に溢れているんでしょうね。市場にお邪魔してセリを見ないわけにはいきません。朝一番早いセリは4時すぎから始まるんですが、この日、朝9時からの果物の最終セリに間に合い見ることができました。鮮魚のセリは朝4時から行われていますから、9時台のセリは「昼の市場」と書いて"昼市"と言われているんだそうです。世の中が動き出す朝の時間を市場では"昼"というわけですから、時間の感覚がかわります。芸人の世界とは大違いです。

 「私も市場の活気ある様子が見てみたい!」そんな方々のために、ここ中央卸売市場本場と東部市場では、場内やセリの様子が見学できるイベント「市場体験ツアー」を定期的に開催しています。おいしい食材の見分け方や、旬の食材を使った料理教室も開かれるとあって、大好評なんだそうです。

 自分で中卸さんとお話しして、直接仕入れるという体験もできるそうですが、今回、特別に少しだけ「仕入れ体験」をさせてもらいました。市場の醍醐味が肌で感じることができましたよ。

 次回、本場の「市場体験ツアー」は3月11日です。その活気溢れる市場の様子を体感しに、どうぞご参加ください。

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セリの様子
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市場体験ツアー
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毛ガニを買う小米朝さん
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