みなさん、大阪に市電が走っていた頃のことって覚えていますか?
若い人は「えっ!大阪に市電あったん、知らん・・・!」という人もいるんじゃないでしょうか!無理もございません、昭和44年に廃止されたんですからね。私がちょうど小学校5年生の時でした。子供心に少し記憶はあるんですが、実は今年、市電が走り始めて100周年にあたります。
大阪市営交通は、明治36年公営初の路面電車として、花園橋、現在の九条駅のあたりから、築港桟橋、現在の大阪港まで市電が開通したことに始まります。
そして、戦前と市内交通の主役として活躍していた市電でしたが、自動車の 急激な増加により、昭和44年その役目を地下鉄へと譲ります。
市営交通100年の歴史。市電やトロリーバスの時代を経て、現在は地下鉄・バス・ニュートラムが走っています。
また長堀鶴見緑地線では、日本ではじめてリニアモーターカーが採用されました。市営交通はその時々の時代の流れや技術の進歩に応えてきました。開業から1世紀を経た今"輝く未来へ、夢のせて"。いざ、出発進行!
8月1日から10日まで、大阪ドーム9階のスカイホールで、大阪市営 交通100周年を記念したイベントが開催されます。100年の歩みを記録した写真の展示やミニ市電が走るなど、懐かしさ、楽しさいっぱいの企画が盛りだくさん!
市営交通100年をまとめた記念誌も販売されます。皆さんもこの機会に、市営交通の歴史に触れてみてはいかがですか?
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