2021年12月8日(水)『メトロポリタン美術館展―西洋絵画の500年―』
大阪市立美術館で開催している『メトロポリタン美術館展―西洋絵画の500年―』
みなさんはもう、見に行かれましたか?

私は先日行ったばかりなのですが
会場に足を踏み入れたとたん、
そのあまりの美しさに圧倒されました。
作品はもちろんのこと、
作品が並んだ館内の空気が日常のそれとはまるで違い全くの別世界です。
描かれた人物の目は生きているかのような光を放っていて、
あまりにも間近で見られるので
息づかいや体温も感じられるのではないかしらと、
不思議な感覚になりました。
なんて贅沢な時間!
アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館は1870年に創立されました。
今回の展覧会には15世紀の初期ルネサンスから19世紀のポスト印象派までの巨匠の名画65点が展示され、
そのうち46作品が日本初公開です。
額も美術館からそのまま運ばれて展示されているそうで、それはそれは見ごたえがあります。
ほぼ門外不出だった作品が今回見られる理由については
館内で上映している13分のビデオで館長がお話されていますので
ぜひ行って見てみてくださいね。
そしてもし皆さんが会場に行かれたら
忘れずに借りて頂きたいのが「音声ガイド」です。

声は佐々木蔵之介さんと玉川砂記子さん。
描かれているものが意味することや、時代背景、作者についても詳しく解説されています。
まずはじっくりと作品を味わってから音声を再生すると、発見があって面白いですよ。
それにしてもお二人とも、柔らかくて耳に心地よい声。
まんまと酔いしれてしまいましたよ(笑)。
『メトロポリタン美術館展―西洋絵画の500年―』は来年1月16日(日)までです。
最新の情報は展覧会公式サイトでご確認ください。
お出かけの際は、感染症対策と防寒対策をお忘れなく。
黒部のお出かけ情報でした!