2020年9月7日(月)『オンライン読書会』

インタビューで話をお聞きしたい方の一人、作家の平野啓一郎さん。
1999年に23歳で芥川賞を受賞した『日蝕』をはじめ
近年では『ある男』『マチネの終わりに』で
国内外に幅広いファンを持つ作家さんです。

先日新しい著書『本心』の単行本化に向けたオンライン読書会に参加しました。
この作品は新聞紙面などで11カ月間連載されていたので、
読んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
読書会は、事前に作家が色々な声を聞くことで単行本化の参考にする目的で開催されたものでした。
会の内容を参考に、初校から大きく書き直す可能性もあるとのこと。
本づくりに参加した気分になれる魅力的な企画で、とても嬉しかったです。


新聞連載がまとまったゲラが送られてきました。



読書会には事前に応募した人の中から104人が参加。
幾度か少人数のグループに分かれて、作品について語り合いました。

まず驚いたのは、参加者のほぼ全員が顔を出して参加していること。
そして本当に様々な意見が聞けたこと。
これだけ大人数の方の、マスクをしていない豊かな表情を見たのも久しぶりでした。
オンラインならでは、ですよね。

小説『本心』は、近未来を描きつつも
現代の身近な社会問題をはらんだ、とても深く考えさせられる作品です。

単行本化された暁には再度読書会も開催されるようですよ。
本を読んで、心で感じて、それを多くの人とシェアし合う。
とても贅沢な時間でした。