2021年7月30日(金)『ドキッとする視線、イラっとする目線?!』

このブログでは放送業界25年で学んだ自己表現とコミュニケーション術をお伝えしています。
今日は、「目」の動かし方について。

アナウンサーは日頃から、目線を下から上、上から下に動かすことはしますが、
左右にキョロキョロと動かすことはしないように心がけています。

正面から撮られることの多い我々が目玉を左右に動かすと、
思った以上にカメラが“不安“や“焦り”を伝えてしまうからです。
横が見たい時は、見たい方向に目ではなく鼻先を向けます。
(参考:「印象がグーンとアップ!」)

私は小さい頃から、ちょっと目を横に動かすと、
「怒ってる?」とか「わっ、睨まれた」などど言われることがあったので
誤解されないよう特に気をつけています…。

テレビ大阪で放送の『やさしいニュース』のキャスター2人の目線で、ぜひアナウンサーの技術を確認してみてくださいね(笑)。
目線も大切なコミュニケーションツールのひとつ。
上手に使いましょう。

2021年7月29日(木)『声のTPO』

今日は「声にもTPOがある」というお話です。
朝の「おはよう!」と同じ勢いで「おやすみ!」とは言わないですよね。
放送でも、朝・昼・夜の放送時間帯や、番組の場面、番組を届けたい年代などにより、
アナウンサーは声のトーンとスピードを変えて発信しています。
声のトーンをわかりやすく言うと、明るさと密度のこと。
つまり、相手が受け取りやすい声で発信する、ということですね。
こういったことは、なかなかAIアナウンサーにはできない人間特有の技だと思います。

しかし…
放送が終わると私の声はボリューム制御不能に陥ります。
つい先日もフロアで千年屋アナウンサーと話をしていて、
途中千年屋さんから「声が大きいよっ(汗)」と注意されました。
久しぶりにお会いしたので嬉しすぎて興奮したんです…ごめんなさい。
これは「声のTPO」が出来ていないダメな例ですよ。皆さん気をつけて。。

周りを見渡すと、日常で自然とできている方が多いですね。
ご家族との会話、特にお子さんとの会話などで意識してみると
会話が弾むなどわかりやすい変化が感じられるかもしれません。

声のトーンとスピードのバリエーションを増やすと、表現の幅が広がりますよ。

2021年7月31日(土)『スタミナ食材で簡単料理』

地元だけに伝わる知られざるグルメを見つけ出し、レシピ化する番組『発見!!食遺産』。
あす1日(日)の放送は、兵庫県加西市から、今が旬のこちらをご紹介。

ハリマ王にんにく


その名も「ハリマ王にんにく」!!

なが〜い茎がついているのが美味しさの秘訣です。
このハリマ王にんにくを使った簡単料理をご紹介。
暑さでバテていても、にんにくの香りは食欲をそそりますよね〜
私もにんにく料理を作りたくなっちゃいました!

日曜午前11時30分〜テレビ大阪で放送。
黒部はナレーションを担当しています。
ぜひご覧ください!

↓これまでの食遺産レシピ
https://www.tv-osaka.co.jp/ip4/syokuisan/recipe/

2021年7月28日(水)『アナウンサーの3秒ルール』

今日の話は、仕事のプレゼンや朝礼など、人前で話をする方にぜひ参考にしていただきたい「3秒ルール」についてです。

巷でよく聞く「3秒ルール」でもなければ、バスケのそれでもありません。
「話の途中で3秒間黙ると効果的に伝わる」というお話。

何かを人に伝えたいと思う時、
長く喋り続けるよりも、ここからは必ず聞いて欲しいという内容を話す手前で3秒の間を作ると
注目を集める効果があるというものです。

新人アナの頃、ニュース原稿とニュース原稿の間は
「1…2…3…と、頭の中でカウントしてから次の原稿を読みなさい」と指導されました。
最初はこれがなかなかできないんですよ〜 沈黙ってこわいの!
でも、やってみたらわかりました。
全然反応が違うので。


「しゃべり続けている」方は勇気を出して「3秒黙ってみる」を試してみてくださいね。
きっといい反応を感じられますよ。

2021年7月27日(火)『印象がグーンとアップ!』

今日の内容は、私がアナウンス研修で伝えている内容です。
「話を聞く時は、相手の方向に〇〇を向けましょう」
さて、この〇〇には何が入ると思いますか?
「目線」だと30点、「かお」は80点くらい、「カラダ」は…文字数オーバーですので0点です(笑)

答えは…

「鼻先(はな)」
例えば不意に名前を呼ばれた場合、目線だけをそちらに向けるのではなく
相手のいる方向に鼻の先を持っていきましょう、ということです。
つい私も仕事に夢中になっているときは、呼ばれても
声だけで返事をして目線はパソコン画面のまま、なんてこともあって反省。
円滑なコミュニケーションは小さな心がけから、気をつけたいですね。

2021年7月26日(月)『300%が丁度いい』

みなさんこんにちは!
今日の話は、『マスクをしての会話はリアクションが大げさなくらいが丁度いい』という話です。
先日5人でソーシャルディスタンスを保ちながら大会議室で議論したときのこと。
もともと色んな意見が出るだろうと難航を予想した会議だったのですが、
思いのほかトントンと話が進んでサクッと終わるという充実した会議でした。
出席者のコミュニケーションが上手だったことがひとつの要因です。

他人の発言にいいアイデアだなと思ったら目を大きく開いて驚きを表したり
盛り上がるような意見が出たら声を出さなくても目を三日月にして笑うこと。
他にも、
発言する前にはゆっくりと息を大きく吸う仕草を見せて皆の注目を集め、
自身の話に耳を傾けるように仕向けていることや、
反論する前には天井を向いて険しい表情をしてみる、など
実に多様なジェスチャーが見られました。
皆ちょっと控えめな松岡修造さんみたいで、わかりやすかったです(笑)

「マスクしての笑顔は300%で丁度いい」という話を聞いたこともあります。
この時代に身につけたい、伝えるための技術です。

2021年7月24日(土)『7月25日といえば』

7月25日といえば、日本三大祭りのひとつ、天神祭。
25日(日)午前11時30分からテレビ大阪で放送の『発見!!食遺産』
天神祭スペシャルでお届けしますよ!
是非、今年はテレビでお祭り気分を味わってくださいね。
黒部はナレーションを担当しています。収録後にパチリ!


(右は西川ディレクター・左はミキサーの野口さん)

今日も全員の息をピッタリ合わせて夏らしい番組に仕上がりました!!
ぜひ、ご覧ください。

2021年7月21日(水)『姿勢を正すにはこの線を意識!』

このブログは、
私が放送業界25年で学んできた自己表現とコミュニケーション術をお伝えしています。
今日は「姿勢」のお話。
結論からお見せします。まずはこちらの動画をご覧ください。




姿勢をよくしたいと思ったらこの線を意識するといいです。
どういうことかといいますと…

私がまだ新人アナだった頃。
衣装に着替え終わった時、スタイリストさんにこう言われました。
「姿勢が悪い!」
そして、こうも言われました。
「意識したらいいだけですよ」

意識だけ…この言葉が私を変えました。
そうなんです、意識なら、何かを新たに身につける必要がないんですよね、なら簡単かも!と。
そこで冒頭の写真です。

スカートやスラックスには、たいてい前と後ろの生地を縫い合わせた「線」がありますよね。
ここに、手の中指が沿うように立てばいいのです。
やりかたは、グイっと左右の肩甲骨を近づけるように腕を後ろに引き
自然に手を下ろすと…その位置にきませんか?

この方法の優れた点は、タダでできます(笑)!
姿勢がよくなると気持ちもシャキッとして内から自信がみなぎります。
ぜひお試しください。

2021年7月20日(火)『唐招提寺の蓮の花』

奈良にある唐招提寺へ。



唐招提寺は鑑真大和上が奈良時代に創建した寺院です。
開創以来、蓮を大切に栽培してきたということで
今年もふっくらと美しく咲いていました。



境内に咲く蓮の品種は、花の色が赤く花弁が八重のものや、白の一重など26種類。
約130の鉢と、蓮池が2カ所あります。
先週続いた雨の影響で少し開花が止まっていたようですが、再び咲き始めたとのこと。
8月中旬までが見頃で、午前中に花が開くそうですよ。



白い蓮の花も気品がありますね。
自然に癒された時間でした。

2021年7月19日(月)『絶景!?テレビ大阪の屋上』

今日は私 黒部のとっておきの発声場所を見せちゃいます。
ジャーン、ここ!


テレビ大阪の屋上


角度を変えると〜?



しかし、新型コロナが流行する前はココで発声してました。



6畳ほどの空きブースです。
ブースだと防音ですし、他の人が入ってくることもないので自分に集中して声を出すことが出来るのですが、
空が見える屋上が開放的で今の気分。

今日もテレビ大阪の屋上から「アー♪」とやってます。
地上まではさすがに聞こえないとは思いますが…
もしテレビ大阪のそばを通ることがあったら、
屋上には私がいるかもって思い出してください(笑)
声を出すってきもちいー!!

2021年7月16日(金)『NGな相槌3選』

みなさんこんにちは!テレビ大阪の黒部亜希子です。



写真はペットのキンクマハムスター、コロモ君。夜中にパチリしました、記事とは関係ありません。

さて今日は、会話が弾まないとお悩みの特に若い世代の方に、会話が盛り上がらない理由、
「NGな相槌」についてのお話です。
ではさっそく「NGな相槌3選」を発表しましょう!
あなたはこんな相槌、していませんか!?

まずは第3位から!
「ハーイハイ、ハイハイ」
これ↑割とよく耳にしませんか?
よく言ってしまうよ〜という方はその時の場面を思い出して頂きたいのですが
たいていこれを言っているときは、相手の話は聞いてません(笑)。
そして、その事実が相手に伝わってしまっています!!
「ハーイハイハイわかったよ〜もうその話はいいよ〜(今日のお昼は何食べようかな)」なんですね。
ハイハイ、気をつけます(!?)

続いて第2位!
「わかるわかる」
これもよく聞きます。「美味しい美味しい」などと同じく2度繰り返すと説得力がない、というのもありますが
それなら、「わかる!」「わかります」ならいいのか、というと
これも会話の序盤や、そこまで親しくない相手との会話にはあまりお勧めではありません。
他人の考えていることがそんな簡単に「わかる」人はいないと思う(あくまで黒部の意見)。

そして第1位は!
「なるほど」
どうですか?ちょっと意外じゃありません?
実はこの言葉、私が新米アナウンサーの時に上司から「放送では控えたほうがいい」と諭された言葉です。
放送に限らず、目上の方と話をする時や、お店でお客様と接する時にも不向きだと感じます。
相手の考えに同意や理解を示す言葉である一方で、
どこか“上から評価を下す”“上から下を認める”ニュアンスが含まれているからです。
ちなみに最近耳にすることが多くなった「なるほどですね」は、
おそらくその、“上から目線”を解消するために「そうなんですね」が混じった言葉なのでしょう。
でも、美しい日本語ではないですね。

つい安易に使ってしまうNGな相槌。
かわりの言葉は
「そうなんですね」「理解できます」「仰る通りです」などでしょうか。

ちなみに、もっと短い返答のような相槌に関して言うと
優れたアナウンサーは2度続けて同じ相槌を打ちません。
話す相手や聴衆を飽きさせないために
「ええ」の次には「ええ」ではなく「はい」、その次は「ほぅ」など。

テレビを観ながら観察してみてくださいね(楽しむ程度にお願いしますね笑)。
次回のブログは私のとっておきの発声場所をご紹介します。

2021年7月15日(木)『夜11時まで!?オンラインで親睦を深める!』

昨夜は久しぶりにテレビ大阪アナウンサーが集ってオンライン懇親会を開催しました!



みんな表情がイキイキしてますね〜
全員テレビ大阪のアナウンサー、名前がわかるアナウンサーはいますか?
ちょっと右上の人…
皆さんの通っていた小学校にもいましたよねっ?
「写真撮るよ〜」と言うとわざと変な顔をする男の子。
この時は「手を振って〜」って言ったのにポーズ違うし(笑)。
照れ屋なのか目立ちたがり屋なのか…目線はしっかりカメラだから、後者だな。
これ以上書くと福○アナの思うツボなのでやめておきます。

さて、
アナウンサーが集まったらさぞ賑やかなんだろう、と思われるかもしれませんが
案外そうでもないという話。(声のボリューム以外)

それは、
アナウンサーという職業が、しゃべる仕事ではなく、聞く仕事だから。
決めていたわけでもないのに
全員が順番にいいトスをあげてくれます。
やがてトス回しに飽きてきたころに誰かがアタックして、どっと沸くリズム。
心地いい時間でした。

20ウン年前、
某局をアナウンサー受験した際、最終試験で合宿があり、夜は受験者そろっての会食だったのですが、
その時カメラを回されたのを思い出しました。
食べ物のリポート力を見ているのね!と思った当時の私は、
カメラが近づく度に一生懸命食べたものの感想を言いましたけど…あれ多分違いますね。不合格でしたし(笑)

みんなで楽しもう!その場を盛り上げよう!と思うなら、
「まず話を聞く」が近道。
あとは相手に興味を持つことです。
興味をもって観察したら、会話は自然に展開していきます。
ちなみに私は人間観察が趣味みたいなところがありまして、
自分とタイプの違う人に会うと、すごーく興味が湧きます。皆さんはどうですか?

これから少しずつ、私が放送業界25年で学んできた
日常すぐに役に立つコミュニケーション術をお届けしますので、どうぞお楽しみに!(ニーズある?)

2021年7月5日(月)『特集をご紹介』

こんにちは!
久しぶりに、夕方ニュースの特集のナレーションを担当しました。
『特別養子縁組 悩みを抱える家族のいま』というものです。
見られなかった方も、もしよかったらこちらでご覧ください。
https://cdn.tv-osaka.co.jp/yasashii/news/?p=29317
冒頭で説明しているのは坂本アナです。

また、この特集を担当したテレビ大阪の記者に、放送後、話を聞きました。
少し長いですが、動画をご覧いただいた後に、こちらも是非お読みいただけると嬉しいです。

特集を担当した記者Fにインタビュー!
①この問題を取り上げた理由
以前、「特別養子縁組」をテーマにドキュメンタリー番組を制作しました。
特別養子縁組は、血縁関係を越えて家族になる制度です。
そこには、妊娠・出産が叶わず、それでも子どもが欲しい、子育てがしたいと願う純粋な夫婦の思いがありました。
ところが1年前、ある一つの団体が突然廃業したことで問題が起きました。
日本は海外と比べると、特別養子縁組はあまり普及していません。
理解が進まないことから、特別養子縁組という制度そのものがバッシングされることもあります。
しかし問題なのは、特別養子縁組そのものではなく、法律の抜け落ちだと感じています。
今回、問題を再認識するきっかけになればと考え、特集にしました。

②いつから取材しているのか
3年前からです。
20代のご夫婦が特別養子縁組で男の子を授かり、家族になるまでを取材させていただいたのが最初です。

③番組を通して伝えたいこと
特別養子縁組は、家族が幸せになるための希望ある制度だと思っています。
ある一つの団体が突然廃業したことで、問題が生じました。
しかし、廃業した団体の中にも、懸命に特別養子縁組の事業に携わっていた方もいました。
ただ、ある一人が起こした行動と、想像が足りないままに作られた法律が、
関わる人たちに悲しい思いをさせているのだと思います。
ご家族がこれ以上悲しい思いをせず、そして、世間から広く受け入れられる制度になってほしいと思います。
最後になりましたが、取材にご協力いただきました全ての皆様、本当にありがとうございました。