2021年10月29日(金)『伝える力を養うのに効果的な方法』

放送業界25年の経験で学んだ自己表現とコミュニケーション術をお伝えするブログ。
今日は、「伝える力を養うには、新聞の音読が効果的」という話です。

なぜ効果的かというと
目と口と頭をフル回転して行う音読は、
発した声を耳で聞くこともできるので
文章の構成やリズムを
自然に体が覚えるからです。

無駄のない新聞記事は
音読の教材としてもピッタリ。
毎日新しい内容で練習できるのも、嬉しいですよね。

さてそのやり方ですが、
まず見出しとリード(大筋について書かれた文章)部分に目を通し
概要を把握しましょう。

その後に改めて
見出し→リード→本文と、
声に出して読んでいくだけ。
この時、
「〜した」は「しました」
「〜となる」は「〜となります」
「同日」は「その日」
など、
書き言葉を話し言葉に変えながら読み進めることをお忘れなく。

ただ単純に読むのではなく
誰かに伝える気持ちで話すと
自身の理解も深まりますよ。

音読していて好きなタイプの記事に出会うと、
なんとも言えず嬉しい気分になります。

毎朝の習慣に、いかがですか?

2021年10月30日(土)『しらすを使った絶品レシピ!』

テレビ大阪で
毎週日曜午前11時30分から放送の
発見!!食遺産

明日は、
和歌山県の北西部「和歌浦」から
今一番旬な食材「しらす」を使ったレシピをお届けします!



しらすといえば思い浮かべるのはしらす丼ですが、この番組はそれでは終わりません!
ヒントは“サクッ♪”

今回最後に風味を増すために加えたアレは
番組を見るまでなかなか思いつかないですよ!

明日の放送をお楽しみに。

2021年10月28日(木)『アナのナイショ話〜グルメリポート上達の秘訣』

グルメリポートがとっても上手い知り合いがいます。
何が上手いって、描写がリアルで
美味しさを伝える言葉がどんどん出てくる!

「どうしてそんなに上手なの」と聞いてみると、
「それはね…」と理由を2つ教えてくれました。

ひとつは、食が大好きなこと。
美味しいものや新しいものに目がなくて、普段から食べ物への興味が尽きないんだそうです。

そしてもうひとつは…
彼女曰く、いつも“エア試食”してるから。

“エア試食”とは、
例えば昼食にラーメンを食べるかハンバーグを食べるか迷った時に
両方を想像の中で食べてみることを指すんだそう(笑)

そしてどちらも味わった後に、その感想を自分の心に聞いてから
リアルにどちらを食べるか決めるのだと言ってました(゜Д゜;)。

しょっちゅうエア試食してる彼女はつまり
普通の人の倍近い食べ物を
じっくり味わっていることになります!!
そりゃリポート上手くなりますよね〜!

そんな彼女はとてもスリム…
「エア試食」いいかも。私もやってみようかな。

2021年10月27日(水)『アナのナイショ話〜発声練習をする時のスピード』

放送業界25年の経験で学んだ自己表現とコミュニケーション術をお伝えするブログ。
今日は、「発声練習はハッキリゆっくりが効果的」という話です。

なぜなら、
出しにくい音や正しい口の形を、
ひとつひとつしっかり作って声を出すことが
発声の目的だから。

逆に早口言葉のように、
リズミカルにメリハリをつければごまかせてしまうような練習はお勧めできません。

ピアノなどの演奏と同じです。
薬指や小指など動かしにくい指は力がうまく入らず、弾き始めからいい音は出しにくいですよね?
そんな時は弱い指1本や前後の譜面の部分を抽出して、ゆっくりと鍵盤をたたく練習を何度もするはずです。
それと同じですね(わかりにくかったらゴメンナサイ笑)。

アーオーアーオー…
イーウーイーウー…

と、ゆっくり。
スピードアップは仕上げでOK。

一緒にええ声目指していきましょ〜♪

2021年10月26日(火)『語尾を言い切ってみる』

まもなく衆議院選挙ですね。
今日は、政見放送のスピーチを見ていて気がついたこと、
「語尾を言い切る形で話そう」という話題です。

なぜなら、語尾を言い切った形にすると
熱意が伝わり説得力が増すから。

例えば皆さんは
何か目標があり誰かにその意気込みを語る時

「〜を目指したいと思います。」

という言い方をしたことはありませんか?

この表現、
せっかく思いを宣言しているのに
どこかあいまいで自信なさげに聞こえてしまっていて
残念なんです。

ではどう言い換えればいいかというと…

「〜を目指します。」

この方が、わかりやすいですよね?
熱意も自信も伝わる気がします。

伝え方や話し方はシンプルを心がけましょう。

政見放送のスピーチは
ジェスチャーや話の構成など、学ぶことが多いですね。

2021年10月25日(月)『「書き言葉」で話してませんか?』

放送業界25年の経験から学んだ、自己表現とコミュニケーション術をお伝えするブログ。
今日は、スピーチやお客様と話をする機会がある方に向けて
「書き言葉」と「話し言葉」を使い分けると伝わる度合がアップします、
という話です。

言うまでもないのですが、
「書き言葉」は、文章を書くときに使う言葉で
ビジネス文書やレポートなどに使用。

「話し言葉」は、人と話をする時に口に出す言葉で
会話や親しい人へのメールはこちらを使用した方が良いでしょう。

ではなぜ2つを使い分ける必要があるのかといいますと、
伝わりやすさが違うからなんです。

例えば、
ビジネス文書で「本日の予定」と書いても
話す時には「今日の予定」と言った方がわかりやすいですよね?
料理レシピに記載された「塩少々」は一目で意味がわかりますが
口で伝える時には「塩を少しだけ振りかけていきます」の方が、理解されやすいのです。

ニュースやワイドショーで図を説明するシーン、
あれはアナウンサーが「書き言葉」を
「話し言葉」に変換している瞬間です。
説明が上手なアナウンサーっていますよね(ウラヤマシイ!)。

丁寧に話そうとするあまり
「書き言葉」のまま話してしまう人をたまに見かけますが
伝わりやすさの観点からはお勧めできません。

場面に合わせて
上手に2つを使い分けたいですね。

2021年10月23日(土)『オリーブで簡単料理!』

テレビ大阪で毎週日曜午前11時30分から放送の『発見!!食遺産』、
今回は、淡路島から絶品オリーブ料理をご紹介。

お料理もさることながら、
オリーブ農園に魅せられ会社を辞めて
自らオリーブ栽培をする土居さんが、なんとも魅力的なんです…

この番組を担当するようになって
毎週末新しいレシピにチャレンジするのが楽しい!
(食費は予算オーバーだけど。)
毎日飲むアレにオリーブオイルを入れると
味が劇的に美味しくなるという
とっておきの情報も!あー言いたい〜(涙)

ぜひ放送をご覧ください!


2021年10月22日(金)『印象的な人になるために必要な2つのこと』

先日、中途採用で入社した男性が挨拶に各部署を回っていました。
アナウンス部にもやってきたのですが、
その際の自己紹介に感心したんです!

普通は名前や経歴、趣味や意気込みを話すぐらい、ですよね?
でもその人は違っていて、
自己紹介に続けて、私との共通の話題を自分から振ってきました。

一回で覚えちゃいましたよ(笑)。
共通点はちょっと調べればわかることではあるのですが
その手間をかける人って、案外少ないのではないでしょうか。

転職先での初対面での挨拶で
共通の話題を自分から出せるコミュニケーション能力は
大きな武器だと思いました。

その根幹にあるのはおそらく2つ。
「相手に興味を持つ」ということと、
もうひとつは「自分から会話を広げる」という意識。

どちらも意識しなくてはできないことですが、
相手に印象を残す効果はありそうです。

彼は営業部に配属だそう。
一緒に働く仲間が増えることは嬉しいですね。
これからが楽しみです!

2021年10月21日(木)『アナのナイショ話〜オンライン配信をするコツ』

最近分かったことがありまして。
テレビとオンライン、
出る側にとっての決定的な違い。
それは…

カメラが動かないこと!

テレビなら、私が動けばカメラが付いてきてくれたり
リアクションをとればアップにもしてくれるけれど
パソコンや携帯のカメラはそれがない…(当たり前だけど)

では、どうする必要があるかというと、
強調したい時や、見せたいものがある時には
「自分が動く」必要があるんですね。

大事なところは身を乗り出してカメラに近づいて喋ったり
見せたいものをカメラレンズにグッと近づけてみたり。
まさにカメラを人に見立てて
自ら動くくことで、初めてその迫力が伝わります。

姿勢よく真っ直ぐ座っていてはダメなのですね(笑)。
時代についていけるように、勉強します。

2021年10月20日(水)『アナのナイショ話〜寒い季節にすること』

朝、窓を開けるとひんやりとした空気を感じるようになりました。
だんだんと気温が下がるこの時期、
特にスポーツをする方にとっては、
怪我を防ぐための入念な準備運動が、
いつもにも増して大切な季節でもありますよね。

その準備運動ですが、
声を出すにあたっては、
顔の筋肉、表情筋の準備運動が必要なんです。

例えばこんな経験はありませんか?
外の風に当たってすぐ話そうとすると
口の周りの筋肉がうまく動かず
舌は回っているのにうまく言葉が喋れない…
あれは、冷えて表情筋が固くなってしまっているからなんですね。

寒い季節におススメするのは
掌で両頬を包んで温めながらやさしく引き上げたり
指先で気持ちいい部分を押して顔をほぐす方法です。
少し温まったら手を離して
いろんな表情を作って顔の筋肉を動かします。
発声練習はこれが終わってから。

ほんの数分のことですが、簡単にほぐれますよ。
もしも寒さで顔が固くなっているなと思ったら
ぜひ試してみてくださいね。

2021年10月19日(火)『写真展へ』

今月13日から大阪で開催されている
大西二士男写真展
笑福亭鶴瓶 17年の観察記
「ウラとオモテと本当の顔」
に行ってきました。


MBSちゃやまちプラザ


会場入口


大西カメラマンには
我々アナウンサーの写真撮影でもお世話になっています。
テレビ大阪HPに掲載の私たちの笑顔は
全て大西さんに撮っていただいたものなんですよ。

こんな瞬間は1秒間もないだろうと思う程に
ほんの一瞬が切り取られた写真。
会場を歩くだけで、
笑福亭鶴瓶さんの迫力が熱になって伝わってきます。


自分のペースでじっくりと見て感じることができるのは、
テレビとはまた違った
写真展ならではの魅力ですね。

会場は入場無料。
26日(火)まで開催しているということです。


※会場内は写真撮影とSNS掲載が許可されていました。

2021年10月16日(土)『晩ご飯のメニューが決まる番組』

テレビ大阪で
毎週日曜午前11時30分から放送の
発見!!食遺産#あなたのレシピ残させてください」。

明日の放送は、淡路島の南部に位置する
南あわじ市から、
脂ののった“もみじ鯛”を使った
地元に伝わる秘伝のレシピをご紹介。

もみじ鯛だなんて、
なんてオシャレな名前なの〜

鯛というと春をイメージしませんか?
でも、もみじ鯛はまさに今!



「冬に向けて脂を蓄えながらも、
身が締まっていて食感もサイコーでした!!」と、
ロケ帰りのスタッフ達は口を揃えて
ナレーションを読む前の空腹の私に
手ぶらで熱く語ったのでした…

この番組、手前味噌ですが
すんごく役に立つ番組だと思います。

なぜって、
お家でカンタンに作れますもん!!

とりあえず明日は
放送をお家で見てから
新鮮な鯛を探しにいこうっと。

明日午前11時30分から。
皆さん、お見逃しなく!!

2021年10月18日(月)『アナのナイショ話〜ポンポン言葉が出てこない』

先日、後輩のアナウンサーに
「ポンポン言葉が出てこないんです…」と相談されました(笑)

私はポンポン口が達者なように思われるかもしれませんが
どちらかというと機転がきく方でもありませんし、
とっさの反応も早い方ではないという自覚があります。

では言葉に詰まらないためにどうしているかというと
「観察」と「事前のシミュレーション」。

「観察」とは、
自分の頭の中だけで考えるのではなく
相手や周りの状況をよく見て、
そこから感じることを言葉にすること。

「シミュレーション」は、
日ごろから“もしこうなったら”という
数多くの想定を頭の中でしていて
アドリブに対応できる力を蓄えておくこと。

特にひとつ目の「観察」は
自分の頭だけで思考して
“何か気の利いたことを言わなくちゃ”
“面白いことを話さなくちゃ”
と思っている人には効き目のある方法だと思います。
答えは目の前にあるのですから。

アナウンサーという仕事は、
何か考えて言葉を出すというよりも
その時々で冷静に状況を観察し、
必要な時に必要なことが言える力や
相手の話を聞く力の方が、求められることが多いです。

他のお仕事をされている方も、お客様と話をする場合など
通じるものがあるのではないでしょうか。

言葉に詰まるとお悩みの方に
何かのヒントになると嬉しいです。

2021年10月15日(金)『アナのナイショ話〜想像できる数字は正確に』

放送業界25年の経験から学んだ自己表現とコミュニケーション術をお伝えするブログ。
今日は、「想像できる数字は、おおよそではなく正確に伝えた方が伝わりやすい」という話です。

例えば、資格取得のためのテストで91点を取ったケース、平均点は65点だったとします。
このことを会社に報告する時、
「平均は60点台でしたが90点ほどを取りました」
よりも
「65点が平均のテストで91点でした」
の方が、91点の価値が伝わります。

前者だと平均よりも30点ほど上の点数を取った計算になるのにも関わらず
凄さが伝わるのは後者の方なのです。

理由は、わかりやすいから。

数字はリアルに想像がつくものほど、伝わりやすい傾向があります。
逆に、大きすぎる単位のものは、数字が細かすぎると伝わりません。
その場合は
「敷地面積は38,500平方メートルあります」よりも
「甲子園1個分に相当します」
などと言い換えましょう(テレビでもよく聞く表現ですよね)。

伝わりやすさがアップする数字は積極的に使うといいですよ。
その時はおおよそではなく“正確に”。
覚えておいてくださいね。

2021年10月14日(木)『アナのナイショ話〜語彙を増やして表現力を磨く』

入社してすぐの頃、生中継でカレーを食べるグルメリポートがあり
「辛い」「熱い」とだけ言って
千年屋アナウンサーから注意された経験がある黒部です
(名前出したらまた叱られる…汗)。

アナウンサーという仕事は、表現力や描写力が必要な仕事です。
そのためには、言葉についての知識を増やし、
実際に使えるようにしておく必要があります。

ではどういった練習が効果的かというと、
例えば可愛い動物を見た時に、
「可愛い」以外の表現を考えること。
美味しいビールを飲んだ時に
「美味しい」ではない表現で例えること。

誰もが映像を見て想像がつく
「可愛い」や「美味しい」でない
プラスアルファの情報にこそ価値があるからです。

テレビ大阪の後輩アナウンサーには
ひとつの事柄に対して10個の表現を考えて、
積極的に日常で使い慣れるよう指導しています。
(新人時代の自分を棚に上げて…)

大体3つ4つ位までは割と楽にでるのですが、
それ以上は日頃から表現に敏感になっていなければ
なかなか出ないものです。

角度を変えてものを見たり
自分自身の感じ方を改めて観察したりするようになるので
新しい発見があって面白いですよ。

自社の製品をセールスする営業マンの方にもおススメかもしれません。
ゲーム感覚でぜひやってみてくださいね。

2021年10月13日(水)『オンライン会議で悪目立ちする表情』

オンライン会議がリアル会議と違う点。
それは、みんなの視線が分散するという点です。

リアル会議であれば、発言者が一斉に注目を集めますが
オンライン会議はスピーカーから音声が聞こえて初めて
参加者は画面を見渡し発言者を目で探します。

しかも今はオンラインでもマスクを着用している人が多い。
一瞬、誰が喋っているのかわからない中で
全員がメンバーを見渡す瞬間があるのです。

そんな時、

まさか・・・

まさかアナタ寝てませんよね?(笑)
寝ていないまでも、
真顔で別のこと考えてませんよね!?

ほぼ全員が頷きながら活発な議論をしている最中に
真顔で下向いてるその姿、全部映ってしまっています!!

オンライン会議には積極的に参加しましょう。
(↑誰に言うとんねん)

2021年10月12日(火)『インセンティブを与えてコンセンサスを得る??』

放送業界25年の経験から学んだ自己表現とコミュニケーション術をお伝えするブログ。
今日は、「できるだけ平易な言葉を使って話すことで互いの理解は深まる」という話です。

そんなことは当たり前じゃないかと思う方は多いでしょう。
しかし、皆さんの周りではいかがですか?

実は私の職場でも、

「コンセンサス」
「インセンティブ」
「レッドオーシャン」

と、ビジネス用語を耳にする機会が
ここ数年でとても増えてきている印象です。
もはや知っておかないと会話が成り立たないレベル。

私は昔から新しい言葉が好きで
覚えたらすぐに使ってみたくなるタイプなのですが
ビジネス用語のカタカナ語は意識して頭の中で変換するようにしています。

理由は、流行りのカタカナ語を使って
なんとなくの雰囲気で会話を続けてしまうと、
話の中身について相手とズレが生じる可能性があるから。

先の3つの言葉も、

「合意」
「動機付け」
「競争の激しい市場」

と簡単に、
より分かりやすく言い換えられるんですよね。
それに、カタカナ語と日本語とでは、
聞いた時の印象が、かなり違うと思いませんか?

コミュニケーションは双方向のもので
易しい言葉を使うことが意思疎通の近道。
新しい言葉を受け入れながらも、上手に付き合っていきたいですね。

2021年10月11日(月)『相手の話を奪ってませんか?』

放送業界25年の経験から学んだ自己表現とコミュニケーション術をお伝えするブログ。
今日は、「聞くことに重きを置いて会話しよう」という話です。

みなさんは話をしている中で、
途中から会話に入って来た人に話題をさらわれたり、
話の流れの最後に言おうとしていたことを先にコメントされたり、
といった経験はありませんか?
あれ、いや〜な気分になりますよね。

では逆に、
会話の途中で自分の話にすり替えてしまったり
相手が言おうとしていたコメントを奪ってしまった経験は?


…私は両方あります(自覚アリ)。

話を奪ってしまった時の心理を考えると
相手のことよりも「自分が喋りたい〜」
という意識が強すぎるんですよね。

テンポも相手に合わせるというよりも、
自分のペースで話を運ぼうとしたり。
簡単に言うと、
自分勝手になっていました(苦笑)。

しかしそうなると、
相手はもう話についてきてないわけですから
“会話”の体をなしていないですよね…。

そんな事態を避けるためには
「今は自分が話す時」
「今は相手の話を聞く時」
と、明確に意識することが大切。

特に話が尽きないような気の合う仲間との会話は要注意です。
「話す」よりも「聞く」方が多くなるように意識すると丁度よく、
お互いが楽しい会話が長く続く気がします。

頭の隅っこに覚えておいてくださいね。

2021年10月9日(土)『声を追究する』

毎週日曜 午前11時30分から放送の
発見!!食遺産#あなたのレシピ残させてください
でナレーションを担当しています。

その昔、新人アナウンサーの頃
「NGは自分で出してはいけない」と教わりました。
どういうことかというと、
“すんなり読めはしたけれど、もう一回やり直したい”
と新人から申し出ることは認められないということ。

経験が浅く、良し悪しを判断できる力がまだないことや、
それを認めると1回の集中力が削がれ
チーム全体が限りなく時間を割くことになることが理由です。

しかし今日、最後まで収録を終えた後
「もう一度やり直したい」と思う箇所があり
さすがに新人ではないので堂々と申し出ようとすると…

私が言うよりも先に番組のプロデューサーがその部分について
「もう一度この箇所お願いします」と言ってきてくれました。
さらに、自分としては問題ないと思っている箇所も、
「ここもう一度、別のパターンでください」とも(笑)
いつの時も信頼できるプロデューサーに感謝。

多くの方にご覧いただける番組に育つよう、
番組に合う、皆さんの心に届く声を追究しています。
テレビ大阪で日曜午前11時30分から。
明日もぜひ、お楽しみください!

2021年10月8日(金)『自信がなさそうと言われたら見直す3つのポイント』

放送業界25年の経験から学んだ自己表現とコミュニケーション術をお伝えするブログ。
今日は、人前でスピーチやプレゼンテーションをする方に向けて
堂々とした佇まいを演出するためのポイントを3つお伝えします。

①姿勢
②声
③目線

この3つをちょっと修正するだけで、
「自信がなさそうに見える」から「堂々とした佇まい」に
劇的に雰囲気を変化させることができますよ。

まずは一つ目の“姿勢”について。

立っていても座っていても、まずは力を抜いて
リラックスした状態をつくりましょう。
首のすぐ下、デコルテを綺麗に見せるつもりで少しだけピンと胸を張ります。
両肩は出来るだけ下げて首を長く。
この時、脇を締めて手をキュっと前の方で組んでしまうと
一転モジモジしているように見えてしまうので
両脇の隙間は少し空けて
手はゆったりと合わせることがポイントですよ。

二つ目は“声”について。

これは、小さくて聞こえないほどの声でなければ
無理をせず普通の声でもだいじょうぶ。
ただ、“挨拶”だけは気合を入れてしっかりした声で。
本番を迎える前に、駅員さんやコンビニの店員さんと交わしておくといいですよ。
挨拶は声のスイッチです。

最後に、“目線”。

自信がないと、目がオドオドするのもわかります。
でもこの方法を実践すれば簡単。
聴衆の中からいい反応をしてくれる人を
見つければいいんです。
頷いてくれたり、笑顔を向けてくれたりする人。
見つけたらまずは、その人に向けて話し始めると
心が落ち着き目線が安定しますよ。

自信があるフリをすることで
不思議と本物の自信が内から湧いてきます。
人前で話す機会があれば、ゲーム感覚で試してみてくださいね。

2021年10月7日(木)『活発すぎる議論、喋り出しがかぶったら?』

5人でオンライン会議をしていた時の話。
ビデオ機能がオンに出来ないメンバーが3人いました。
そんな中議論が活発になり、
顔が見えないために話し出すタイミングが度々かぶるように…

するとメンバーの中のリーダーがすぐに仕切り方を変えました。

「○○さんはどうですか?」「△△さんは?」
とまるで円卓に座っているかのように
順番に聞いていく形態をとってスムーズに進行。
これによりその後喋り出しがぶつかることはなくなり、
みんなが参加した充実の会議になりました。

顔の見えにくいオンライン会議は、
参加するメンバーの「聞く時」と「話す時」を明確に整理することが
重要になるんですね。
自分ばかり長く喋らないという意識も大切です。

喋り出しがかぶるというのは、皆が積極的で活発な証拠。
だからこそ、誰の発言も抑えてしまうことなく、
うまく交通整理する技術を身につけたいですよね。

2021年10月6日(水)『メリハリをつけて話すための3つのポイント〜後半』

今日は昨日の続きです。

メリハリをつけて話すポイント2つ目

②声に表情をつける

とは、
声の“強さ”と“高さ”に変化をつけるという意味です。

強さについては、大切で強調したい内容や文節を
声を大きくして伝える。

声の高さについては、これもやはり
重要な部分を少し高い音声で話すことにより
聞き手が聞き逃さないように注目を集める手法です。

また、

③話すスピードや間合いを調整する

ことについては、
強調する部分をゆっくり話すこと。
「つまり」や「ところが」などの接続詞も
話の展開がわかるようにゆっくり話すといいですよ。

また、絶対に聞いてほしい内容を話す直前に
広めの間(ま)を空けることも効果的です。

メリハリをつけて話すには
必ず①(昨日の記事)から順に取り組むことが大切です。

アナウンサーは、毎日、新聞を読む時に
声に出して練習する人が多いと思います。
ぜひ試してみてくださいね。

2021年10月5日(火)『メリハリをつけて話すための3つのポイント〜前半』

放送業界25年の経験で学んだ自己表現とコミュニケーション術をお伝えするブログ。
今日は、スピーチやプレゼンをする方などに向けて、
滑舌がよく淀みなく話が出来る人が陥りやすい罠、
“メリハリがない”ことについて書きたいと思います。

何かを伝えようというときに、
「メリハリをつけて話す」ということは
とても重要です。

なぜなら、メリハリがない話は単なる「音」でしかないから。
内容が伝わらなけらば、話す意味がないですよね。

こんな経験はありませんか?
何かの講義を受けて、講師の話はちゃんと聞いていたけれど
終わってみると今日何を学んだか覚えていない。

これは、聞き手の事前知識が足りなかったということも考えられますが
伝える側が「重要ポイントを伝える力」が不足しているのです。

重要ポイントを強調して伝える、つまり
メリハリをつけて話すためには3つのポイントがあります。

①伝えたいことを常に意識して話す
②声に表情をつける
③話すスピードや間合いを調整する

①については
伝えたいことが何なのか、
“単語”や“一文”で要約してから
スピーチに臨むといいですね。
もしも話しているうちに何を言っているのかわからなくなったら
「今日は何を伝えるんだっけ」と自問すればまた本筋に戻ることもできます。

今日はメリハリをつけて話すコツについて書いてみました。
続きは明日の20時に更新します。

2021年10月4日(月)『記事別のページビュー数1位はコレ』

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
10月ですね。今年度も半分が終わりました。
そこで今日は、
こちらのブログ内(4月〜8月分)で
どの記事が一番ご覧いただいているのかを調べてみましたので
発表したいと思います!

まずは第3位から。

オンライン会議、まさか相手の顔ばかり見てませんよね?!

お〜そうなんですね!時代の変化を感じます。
オンライン会議って難しいですよね〜相手の顔ばかり見ちゃいますよね(笑)
苦労されている方が多いのだと感じます。

続いて第2位、

新人アナウンサーご紹介

こちらはウーデンアナ入社のニュースでした。
入社した頃は緊張して肩に力が入った様子でしたが
最近では少しおっちょこちょいな面も見せてくれてホッとしています(?!)
先週は夕方ニュースのスタジオにも出演。
テレビ大阪の愛されるアナウンサーとして成長してもらいたいです。

そして、第1位は!?

緊張を抑え、説得力を増す声の出し方

…わぁ、、これちょっと意外でした。
より実践的な「話し方ノウハウ」が好まれているのですかね?
最近はスマホなどで簡単に動画撮影して発信できますから、
専門的な話を書いても、情報を役立てていただいている方が多いということでしょうか?
みなさんのお力になれていたら嬉しいです!

どんなことを書けば皆さんに喜んでいただけるか、いつも考えながら発信しています。
これからもよろしくお願いします!

2021年10月2日(土)『栗の王様が登場します!』


テレビ大阪で明日2日(日)午前11時30分から放送の『発見!!食遺産』は、秋の味覚、栗が登場!
しかも、普通の栗と違って段違いに甘い「銀寄栗」。
昔、高値で売れて多くの銀札(当時のお金)を集めたことから、「銀寄」と呼ばれるようになったとか。
切ってみると・・・


中もぎっしり!ずっしり重たいんだろうなぁ〜(私はナレーションを担当)
栗の一大産地、大阪府能勢町の風景も素敵。ぜひご覧ください。

2021年10月1日(金)『スピーチは宅配便の如く届ける』

放送業界25年の経験から学んだ自己表現とコミュニケーション術を伝えるブログ。
今日は、スピーチやプレゼンテーションを
特にオンラインで実施する方に向けて、
「目線を上げるタイミングを間違えないで」
という話です。

資料や原稿を画面や手元に置いて伝える場合、
それに終始することなく
カメラレンズに目をやる
ということを意識出来ている方は多いのですが、
実はそのタイミングが重要。

ズバリ、目を上げるタイミングは、
読点(、)と句点(。)です。

つまり、
文の区切りの位置で、
聴衆(=カメラレンズ)を見なければ
相手に言葉は届かない
ということです。

スピーチで届けたい内容を、
宅配便で運んでいると仮定してみましょう。

形の違う荷物が3つあって、ひとつずつ届けます。

まずは、玄関のチャイムを鳴らし
相手が応じてドアを開けたら
荷物をひとつずつ渡して、
3つ全てを受け取ったというサインをもらう手順。

この時、
自分が言葉から手を離した瞬間、
すなわち読点・句点の位置で
言葉という荷物を相手がしっかり受け取ったかを
確認する必要がありますよね?
だからその瞬間、
相手の様子を見るために
目線を上げる、ということなんです。

相手が宅配便を受け取らなけらば、
何度送っても、荷物は自分のところに戻ってきてしまいます。

目線を上げるタイミングは練習で誰でも身につきますよ。
試してみてくださいね。