2021年10月1日(金)『スピーチは宅配便の如く届ける』

放送業界25年の経験から学んだ自己表現とコミュニケーション術を伝えるブログ。
今日は、スピーチやプレゼンテーションを
特にオンラインで実施する方に向けて、
「目線を上げるタイミングを間違えないで」
という話です。

資料や原稿を画面や手元に置いて伝える場合、
それに終始することなく
カメラレンズに目をやる
ということを意識出来ている方は多いのですが、
実はそのタイミングが重要。

ズバリ、目を上げるタイミングは、
読点(、)と句点(。)です。

つまり、
文の区切りの位置で、
聴衆(=カメラレンズ)を見なければ
相手に言葉は届かない
ということです。

スピーチで届けたい内容を、
宅配便で運んでいると仮定してみましょう。

形の違う荷物が3つあって、ひとつずつ届けます。

まずは、玄関のチャイムを鳴らし
相手が応じてドアを開けたら
荷物をひとつずつ渡して、
3つ全てを受け取ったというサインをもらう手順。

この時、
自分が言葉から手を離した瞬間、
すなわち読点・句点の位置で
言葉という荷物を相手がしっかり受け取ったかを
確認する必要がありますよね?
だからその瞬間、
相手の様子を見るために
目線を上げる、ということなんです。

相手が宅配便を受け取らなけらば、
何度送っても、荷物は自分のところに戻ってきてしまいます。

目線を上げるタイミングは練習で誰でも身につきますよ。
試してみてくださいね。