2021年10月18日(月)『アナのナイショ話〜ポンポン言葉が出てこない』

先日、後輩のアナウンサーに
「ポンポン言葉が出てこないんです…」と相談されました(笑)

私はポンポン口が達者なように思われるかもしれませんが
どちらかというと機転がきく方でもありませんし、
とっさの反応も早い方ではないという自覚があります。

では言葉に詰まらないためにどうしているかというと
「観察」と「事前のシミュレーション」。

「観察」とは、
自分の頭の中だけで考えるのではなく
相手や周りの状況をよく見て、
そこから感じることを言葉にすること。

「シミュレーション」は、
日ごろから“もしこうなったら”という
数多くの想定を頭の中でしていて
アドリブに対応できる力を蓄えておくこと。

特にひとつ目の「観察」は
自分の頭だけで思考して
“何か気の利いたことを言わなくちゃ”
“面白いことを話さなくちゃ”
と思っている人には効き目のある方法だと思います。
答えは目の前にあるのですから。

アナウンサーという仕事は、
何か考えて言葉を出すというよりも
その時々で冷静に状況を観察し、
必要な時に必要なことが言える力や
相手の話を聞く力の方が、求められることが多いです。

他のお仕事をされている方も、お客様と話をする場合など
通じるものがあるのではないでしょうか。

言葉に詰まるとお悩みの方に
何かのヒントになると嬉しいです。