2020年7月20日(月)『リーダーのメッセージ考』

6月は、3月決算企業の株主総会シーズンでした。

新型コロナの影響で、業績見通しを出せない、あるいは出さない3月決算の上場企業が半数近くあったと東京証券取引所は発表しています。
そんな中ではありますが、企業のトップのみなさんは、さまざまなメッセージを発信しています。WEB公開されている中で、私が気になったものをいくつか。

オリックス(井上亮 取締役兼代表執行役社長・グループCEO)
▽新型コロナウィルス感染症による影響は一時的なものと捉えており、時期が来れば必ずマーケットは反転すると考えています。そのときチャンスを逃すことなく新たな事業機会を見出すことで、中長期的な成長を実現していきます。

トヨタ(豊田章男 代表取締役社長)
▽地球環境も含め、人類がお互いに「ありがとう」と言い合える関係をつくっていく。企業も人間も「どう生きるか」を真剣に考え、行動を変えていく。私たちは今、大きなチャンスを与えられているのかもしれません。そして、それは、ラストチャンスかもしれません。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(亀澤宏規 取締役代表執行役社長 グループCEO)
▽厳しい業務環境のもと、お客さまの生活維持や事業継続に向けて創意工夫しながら最前線で働いている従業員について、経営として大変誇りに思う・・・

厳しい困難に立ち向かう決意、顧客への思い、さらには社員に対する気配り。特に、こういった内容は株主やアナリスト向けに発信される性格が強い中、社員をねぎらうメッセージにお目にかかるのは、レアだなぁと感じました。

ピンチに立ち向かう、それぞれのトップの熱い思いを感じることができます。
リーダーの発信するメッセージは、勇気を与え、時に大きな原動力を生み生み出すもの。

リモート面接など就活のみなさんにとって、今年は異例ずくめの活動になっていると思いますが、このような経営陣のメッセージも読み解くと、会社選びの幅が拡がるかもしれませんね。