Angler アングラー
Profile プロフィール
前西喜弘
紀伊半島を中心に磯のグレ釣りを得意とするフカセ釣りのエキスパートだが、大阪湾の防波堤でのチヌやグレ釣りにも精通する。フカセ釣り以外にも波止や船からのマダコ釣り、波止のタチウオ釣りなど四季折々のターゲットを楽しみ、それぞれに名手として知られるマルチアングラー。
Tackle タックル
がま磯・アルデナ 1-47
ロッド全体の張りと軽量化により、操作性抜群の磯用ロッド。一見、先調子のような操作性ながら、魚を掛けると曲がり込んで粘り、魚を浮かせる「がま磯調子」を兼ね備えたモデル。今回使用した1号4.7mクラスのロッドで、自重は160gと超軽量で一日、振り続けても疲れを感じない反面、大型チヌに対しても粘って浮かせるため、細ハリスでの攻めも展開できる。
オキアミコーンチヌ
オキアミやコーン、練りエサなど、多様化する防波堤のチヌ釣りに使用されるエサに合わせた設計の鈎。よく使われるエサになじみやすいカラーとなる「チヌイエロー」を採用した。歯の硬いチヌに対しても、鈎が開きにくい平打ち加工で大物とのやり取りも安心できる。
Target ターゲット
クロダイ
日本を代表する釣りの超人気ターゲット。和名はクロダイだが、関西などチヌと呼ぶエリアが多い。北海道南部から日本列島、朝鮮半島など広い分布エリアを持つ。チヌ同様よく釣れるキビレ（キチヌ）や南方系のミナミクロダイ、ナンヨウチヌなど近縁種も多い。釣り人の間では50cmを超す大型を「年なし」と呼んで大物の象徴とし、釣り人の目標サイズとなっている。塩分濃度の濃い海域よりも、内湾や汽水域などに多く生息する。
Field フィールド
大阪府大阪北港
大阪湾奥に広がる埋立地の外郭や点在する防波堤などかなり広いエリアで釣りが楽しめるのが大阪北港。2025年に開催予定の大阪万博の会場となる夢洲（ゆめしま）の外周も、釣り人にとっては古くから親しまれている釣り場となっている。基本的に釣り禁止、立ち入り禁止エリアもあるので、安心して出かけることができる渡船利用がお勧め。チヌは一年を通じて釣れ、フカセ釣り、落とし込み、エビ撒きなど多彩な釣り方が楽しめる。ほかにスズキやカサゴは年間を通じて狙え、夏～秋のアジや、秋のタチウオ、夏には高級魚アコウ（キジハタ）、マダコなどが釣れることで知られている。
