Angler アングラー
Profile プロフィール
MALINA(マリナ)
陸っぱりのライトゲームを中心に楽しんでいたが、船からのジギングに目覚めてからはジギング、キャスティングでの大物を求めて釣行を繰り返す本格派女性アングラー。京都・丹後沖周辺をホームグラウンドに九州遠征などもこなす。女性ならではのしなやかなアクションを得意とするが、時として男性顔負けの激しいシャクリを１日続ける姿も。ジギング激戦区の丹後エリアでも次々に実績を上げている。釣ってから自分で捌き、美味しく食べるまでを楽しむ。
Tackle タックル
ラグゼ ジグドライブR S63M
日本の近海でのジギングを幅広くカバーできる15アイテムを誇るジギングロッドが「ラグゼ・ジグドライブＲ」シリーズだ。スタンダードモデル９アイテムに加え、柔軟なソリッドティップを搭載した高感度の「Solid」タイプ６アイテムがラインナップ。ジギングでの青物から、スーパーライトジギング、スローピッチでの釣りまでをカバーできる信頼のオフショアロッド。今回、MALINAさんが使用した「S63M」はワンピッチから、丹後沖独特の丹後ジャークと呼ばれる激しいジャークにも対応したスピニングモデルだ。
ジギングフック 近海MS
近海でのジギングをオールラウンドにカバーできる自作アシスト用のフック。摩擦抵抗が小さく刺さり抜群のナノスムースコートで、高い貫通力を誇る。フックのヘッド部は結びやすくズレにくい「ブイヘッド」採用で自作時にも強いアシストフックとなる。サイズは2/0～7/0までの6種類があり、今回は青物用となるため6/0、7/0を使用した。
Target ターゲット
ブリ
関西ではツバス、ハマチ、メジロ、ブリと成長するにしたがって呼び名が変わる代表的な「出世魚」。地域により数多くの呼び名があるのも身近な魚の証拠である。季節によって幅広く海域を移動する回遊魚で、東シナ海からカムチャッカ半島沖まで生息域は広範囲。また、食卓に上る魚として養殖も盛んなため、年間を通じて安定して流通している。天然のブリとしては冬場に釣れる「寒ブリ」が、脂もよく乗っていて人気がある。富山県氷見で獲れる「氷見ブリ」は特徴的な体高のある紡錘形で、10kgを超す大型は高値で取り引きされている。オキアミなど使ったエサ釣りから、ルアー、ジギングなど釣り方も幅広く、青物らしい引きの強さから、近場の防波堤を始め、船（オフショア）での人気も高い。
Field フィールド
京都・丹後沖
宮津や舞鶴からの出船、あるいは京丹後の各基地からの出船で賑わう丹後沖は、経ケ岬沖を中心に東は若狭湾西部、西は鳥取県境に近いエリアまで、非常に広大なエリアだ。200mを超す深場から、中には海底に大きな瀬（グリ）により水深20mに満たない浅場もあるなど変化に富んだポイントが続き、季節やベイトの状況に合わせて船長が狙うポイントをチョイスする。冬場こそ荒天で出船できない日が多くなるが、春から初冬にかけて、ハマチ、メジロ、ブリを始め、ヒラマサ、サワラなど青物の実績も高い。また、初夏にはベイトに付く大型マダイがジギングで釣れることでも有名なエリアだ。
