Angler アングラー
Profile プロフィール
礒村雅俊(いそむらまさとし)
2010年から滋賀・琵琶湖でプロガイドとしてスタート。その明るい性格と分かりやすい理論解説で、年々人気が高まり、今や予約が取れないほどの人気ガイド。琵琶湖では南湖を中心に、バスフィッシングの幅広い知識と、様々なルアーの使いこなしにより、高確率で大型のブラックバスを釣らせてくれると評判は高い。ワームを使った繊細な釣りからビッグベイト、クランクベイトなどの大型ルアーでの豪快な釣りまであらゆる釣りを得意とするオールラウンダー。
Tackle タックル
LUXXEイフリート B70H&64MH
ルアーの操作性、繊細なアクションなどを自在に演出できる軽快なロッドでありながら、突如として襲ってくる大型ブラックバスにも負けないパワーを秘めたバス用ロッドが「ラグゼ・イフリート」シリーズだ。今回は池原ダムでのロクマルバスを想定し、2タイプのロッドを使用。「B70H」はスピナーベイトからスイムジグなど、ヘビーゲーム全般に使用できるパワフルモデル。「B64MH」は、13cmクラスのジャークベイトでのハードなアクションも得意とするモデル。ともに池原ダムでの超大型バスに対峙しても全くひけをとらないパワーを秘めている。
エリートツアラー・ワーム34R
遠距離での釣りからカバーを攻める際の近距離でのゲームまでをカバーした、ややフトコロの狭い設計で、フッキング時のすっぽ抜けを防ぐ形状のワーム用フック。また、高強度な素材を採用することで大型のブラックバスにも対応させている定番ともいえる。
セオライズ・ハンガーSW-L
ネコリグなど細身のストレートワームに適したいわゆる「マス鈎」タイプのワーム用フック。特に貫通性能に優れていて、乗せるよう(スイープ)なアワセ方で確実にフッキングに持ち込める設計。商品名の「SW」はまさに「スイープ」を現したもの。
アベンジクランク400
最大4mまでの潜航を設定したディープクランク。一切の無駄を省き、リップが受ける水抵抗を極限までなくした独特のリップ形状は、小さめの引き抵抗に反して、ルアーの動きを確実にアングラーへ伝える役目を果たす。また、重心移動のシンカーはタングステン製を使用していることで、圧倒的な遠投力を誇り、幅広いサーチ能力を持たせた。ルアーをストップさせた状態ではボディをフラフラと左右に振りながら浮上することで、バスの食いを誘発させる。
アベンジスピン
「誰にでも簡単に使いこなせるスピナーベイト」を追求して作られたのが「アベンジスピン」シリーズ。引き抵抗は小さいながら大きく回転する2つのブレードでバスにアピール。また、ヘッド部分を低重心とすることでスイミング時の安定感やキャストのしやすさ、障害物に接触した際の復元などを高次元で実現させることに成功。7~21gの4サイズがラインアップされている。
Target ターゲット
ブラックバス
和名は「オオクチバス」。淡水に生息するが日本のスズキに似ており、スズキ目に属する。元々は食用に持ち込まれたものが繁殖したのだが、特定外来生物に指定されており、リリース禁止、移動の禁止など外来魚対策を定める場所も多い。しかし、今回訪れた奈良・池原ダムのように漁業権を設定し、遊漁として料金を支払って釣りができる、観光資源としての役割を持たせる自治体も多い。「ロクマル」と呼ばれる、体長60cm以上の大型ブラックバスが多くのアングラーの目標、夢とされるが、池原ダムでは出会える確率も高い。
Field フィールド
奈良・池原ダム
言わずと知れた「ロクマルバスの聖地」が奈良・池原ダムだ。下流にある七色ダムとともに、熊野川水系に作られたダムで、現在はブラックバスフィールドとして人気が高い。池原ダムは小・中型バスの数釣りフィールドから始まり、オオクチバスの中でも超大型になる「フロリダバス」が移入されたことにより、巨大バスのフィールドとして知られることとなった。バスを外来魚として駆除対象、及び釣り禁止とするエリアもある中、池原ダムではバスフィッシングを観光資源としてとらえ、遊漁料を支払うことで釣りが認められ、一気に人気のフィールドとなっている。



