フィッシングDAYS あすの釣りをひらく

Angler アングラー

栗林宗生(くりばやしむねお)

Profile プロフィール

栗林宗生(くりばやしむねお)

大分県で過ごした幼少時に父親に連れられていった川釣りで釣りに目覚める。その後はバスフィッシング、タイラバなどのルアー系の釣りを中心に釣りへの憧憬も深い。社会人となってからは、タイテンヤ、ジギング、イカメタルなどの釣りに加え、アユや磯釣りなど様々な釣りにチャレンジを惜しまない好奇心旺盛なアングラー。出身地近くである豊後水道でのタイテンヤ、タイラバ、ジギングをホームグラウンドとしている。

Tackle タックル

LUXXE 桜幻 鯛テンヤS78H・S76XH

軽量、高感度を追求した鯛テンヤ専用モデルが「ラグゼ・桜幻鯛テンヤ」シリーズだ。繊細なソリッドティップを採用することで、安定したテンションフォールが可能になり、フォール中のアタリも感知できる。リールシート内部は中空の設計で手に伝わる反響をアップさせている。今回のアマダイ狙いではスピニングモデルの中から、ヘビーなタイプ「S78H」と「S76XH」を使用。タングステン製の鯛テンヤをシャープにアクションさせ、口の堅いアマダイに確実にフッキングさせるためのチョイス。

桜幻 鯛テンヤ TG

鉛よりも比重が高く、速い沈下により底取りもしやすいタングステン素材をヘッドに採用した鯛テンヤ。着底が分かりやすいため、鯛テンヤでの命も言える、着底後の即誘いを入れやすい設計。アマダイ狙いにおいては素速いフォールとシャープなアクションが命ということもあり、タングステンの威力を発揮できる。アクション時にエサがズレにくい「ワンタッチエビキーパー」で思う存分誘いを入れることができるのもメリットだ。

Target ターゲット

シロアマダイ

シロアマダイ

アマダイといえば、京都では「グジ」と呼ばれ、若狭湾で水揚げされるものを「若狭グジ」や「丹後グジ」として高値で取り引きされる。アマダイとしてはアカアマダイ、シロアマダイ、キアマダイの3種が代表だが、キアマダイは数が少ない他のアマダイよりも味が少し落ちるとされる。関西で通常、アマダイといえばアカアマダイを指すことが多い。今回のメインターゲットとなるのはシロアマダイ。アマダイの仲間では最も大きく高級。1キロ1万円を超す高値で取り引きされる。シロアマダイはアマダイの仲間ではもっとも浅い海に潜み、釣りとしてはライトに釣ることができるが、数が少ないのが関門だ。砂泥底で巣穴を掘って住み、コロニーを作ることでも知られる。

Field フィールド

愛媛・宇和島沖

宇和島市沖を中心とし、北は佐田岬、南は日振島やさらに南に位置する由良半島に囲まれた広大なエリアを宇和海と呼ぶ。沿岸は入り組んだリアス式海岸を形成し、沖には大小様々な島々が点在する。そのため様々な魚の魚影も濃く、釣り場としては磯、波止、船、投げ釣りなど多彩な釣りが楽しめ、関西からの遠征組も非常に多いエリアだ。養殖が盛んなことからも分かるように、沿岸は比較的穏やかな海域が多く、点在する砂泥底にアマダイが多く生息する。波止からの投げ釣りでも狙えるほどアマダイは多いが、船からの釣りだとさらに確率は上がり、幻と呼ばれるシロアマダイも狙えるのが特徴だ。

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