フィッシングDAYS あすの釣りをひらく

Angler アングラー

藤原真一郎<br>(ふじわらしんいちろう)

Profile プロフィール

藤原真一郎
(ふじわらしんいちろう)

アジングやメバリングをメインにエギングなど繊細でテクニカルなライトショアゲームに精通するトップアングラー。穏やかな人柄と、卓越したライトゲームに関する経験と理論でファンも多い。関西圏がホームグラウンドだが、四国や九州への遠征も頻繁に行う行動派アングラーでもある。最近はボートからのアジングなどにも足しげく通う。

Tackle タックル

ラグゼ・宵姫・華・弐S54FL-solid

アジング用のロッドとして登場してから人気を博している「宵姫」シリーズ。操作性と感度を高次元で追求して完成したのが「宵姫・華・弐」だ。今回、日中の釣りで15~18㎝のアジをメインとした釣りを想定して藤原さんがチョイスしたのが「S54FL-sorid」。軽量なジグ単での釣りに最適なモデルで、1.63mのショートタイプならではの操作性と感度から生まれるワームアクションでアジにアピール。「FL」はフェザーライトの意味で、ウルトラライトよりもさらにライトな調子に仕上がっている。

ラグゼ・宵姫・華・弐S86H-solid

ナイトゲームでフロートリグを使用した釣りに威力を発揮したのが「宵姫・華・弐」シリーズの中でも、もっとも硬調なモデル「S86H-sorid」。強靭なバットパワーでフロートリグの飛距離を稼ぎ、従来のタックルでは攻めきれなかった沖の大型アジを狙える。反面、超高感度なソリッドティップにより、微妙な潮流の変化や、大型アジ特有の小さな反応も明確に伝えてくれる。

宵姫AJカスタム

豆アジから超大型のギガアジまで対応させたアジング用のジグヘッドが「宵姫・AJカスタム」だ。刺さりの良さには定評がある独自の「ナノアルファ」コーティングを採用。吸い込みやすいコンパクトな形状と、やや鈎先が広がった形状によりアジの喉奥に刺さりやすく、バレにくい構造。また、軽いアクションで小さなダートができるヘッド形状にしている。0.2~3gで小刻みに設定された11号数もうれしい。

宵姫ノレソレ、エクボ

今回、藤原さんがメインに使用したワームが「宵姫・ノレソレ」と「エクボ」。ノレソレはウナギやアナゴの幼生を模した形で、薄く扁平なテールにより、直線的なリーリング、ステイ、ダート等それぞれのアクションを表現してくれるオールマイティーなワーム。1,8インチ(7カラー)と3インチ(10カラー)がある。 「宵姫・エクボ」は真円のボディー側面に凹み(ディンプル)を持たせたピンテール系のワーム。ディンプルにより独特の水流、波動を生み出し、マイクロベイトを演出。また、ボディーを通過する光の屈折、反射もアジへの高アピールにつながる。長さは2.2インチで10色に加えて人気の4色がセットになったアソートもある。

Target ターゲット

マアジ

マアジ

日本近海で食用とされるアジの仲間は数多いが、中でも普通に「アジ」と呼べば、今回のターゲット「マアジ」を指すことが多いほどアジ科を代表する魚だ。波止のサビキ釣りではビギナーの好ターゲットとなり、船釣りでは大型を求めてアジフリークにはたまらない魚だ。特にアジングは、ライトな仕掛けにワームと言う手軽さが受けて、大人気のジャンルとなっている。秋から冬は15~20㎝のサビキ釣りなどで釣れるサイズから、尺アジと呼ばれる30cm級の大型までが波止で釣れる。

Field フィールド

大阪・小島養魚場

大阪府と和歌山県の県境に位置する小島養魚場は、小島漁港の南側に隣接する釣り堀。通常はマダイやハマチなどが放流されているいわゆる海上釣り堀だが、イケスの中にはアジが居着き、外向きには尺アジの回遊もある。イケスの中では、常にアジの大群が見られ、日中のアジングでも楽しめることから初心者の入門にも最適な場所だ。また、ナイトゲームではイケス内のほかに、外向きでシャローに回遊してくる大型アジが狙える。冬場にはメバルなども実績も高い。

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