フィッシングDAYS あすの釣りをひらく

Angler アングラー

片山欣也(かたやまよしなり)

Profile プロフィール

片山欣也(かたやまよしなり)

幼少期に父親に連れられてウグイやキス釣りを楽しみ、地元・富山県でのチヌ釣りから始まったフカセ釣り歴は30年以上。フカセでのマダイ狙いにハマりだしてから10年が経つ。大型狙いの傍ら、グレやチヌのトーナメントにも参加し、夏場にはアユの友釣りも楽しむマルチアングラー。がまかつフィールドテスター。

Tackle タックル

がまかつ・がま磯フカセ真鯛スペシャル MH53

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フカセ釣りでのマダイ狙いに特化させるため、独自のブランクを持たせた専用フカセ竿が「がま磯・フカセ真鯛スペシャル」だ。ウキフカセ釣りに必要な仕掛けの操作性や遠投性能を強化するため、強めのソリッドを穂先に採用。また、大型マダイの強烈な引きでも仕掛けへの負担を軽減させる胴調子としている。「MH」タイプと「H」タイプの2種類があり、今回は「MH」タイプを使用。全長はともに5.3mの仕様。

がまかつ・スパイクチヌ

がまかつ・スパイクチヌ

カエシの大きな「メガバーブ」採用で魚の口に掛かれば抜けにくい仕様。また、遠投時のサシエのズレを防ぐため、軸に「デカケン」を採用した。基本的にはチヌ用の鈎だが、今回のアングラーである片山氏は「仕掛けを軽量にしたい」との理由でマダイ鈎ではなく、この「スパイクチヌ」を愛用している。今回の80㎝超がヒットして真っ向から引きに耐えても、まったくひけをとらないパワーを有していた。今回、マダイ用として5号をメインに使用。

音速PEジョインター・ラージアイ

音速PEジョインター・ラージアイ

PEラインと、リーダーなどのフロロやナイロンラインを簡単に接続できるアイテムが「PEジョインター」だ。小さなピン状のジョインターに挟んで巻いて通すだけで。簡単に接続ができ、高い結節強度を有する。今回のアングラー・片山氏は、ナイロンラインとフロロカーボンハリスとの接続に使用する。理由は「簡単に仕掛け作成ができて、強度が十分すぎるくらい」と言う。使用するラインの太さに合わせて、S、M、Lの3サイズがラインアップ。

Target ターゲット

マダイ

マダイ

日本人とは切っても切れない魚であるマダイ。国内では太平洋側の日本列島沿岸、北海道以南の日本海側に生息し、釣りのターゲットとしては、憧れを含みもっとも親しまれている魚だろう。小魚から甲殻類、頭足類、貝類など幅広い食性を持っているので、その分、釣り方も多彩に進化している。水深数mの超浅場で釣れるかと思いきや、100mを超す深場にも生息する。そのため、マダイを狙う釣法も多彩。ただ、今回の舞台となった新潟県粟島のように磯の比較的浅いタナで次々にヒットしてくる姿を見ることは少ない。

Field フィールド

新潟・粟島

新潟県村上市の北西約35kmに位置し、岩船郡粟島浦村嶋浦村を形成する。島の周囲は約23kmで全体的に岩礁域で囲まれる。磯釣り場としては島の北西面一帯。マダイに関しては乗っ込み期の5、6月に大型が狙え、シーズンの進行とともに、やや小型化する傾向にある。また、近年はマダイの乗っ込み後期に当たる6月以降はチヌやグレなどが同じエリアで狙える。観光にも力を入れており、雄大で素朴な自然を利用したキャンプやマリンレジャーなどの体験プログラムも多数用意されている。現地へは岩船港からフェリーか高速船利用となるが、季節などにより就航の有無、時間などが変更となるため事前に確認が必要だ。

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