フィッシングDAYS あすの釣りをひらく

Angler アングラー

谷口輝生 (やぐちてるゆき)

Profile プロフィール

谷口輝生 (やぐちてるゆき)

若い頃から親子でのアユトーナメントに参加し、20代にして、2005年度開催の「G杯争奪全日本アユ釣り選手権」でアユ競技会の頂点に立つ。以降も精力的にトーナメントに参加し、上位入賞も多々。トロ場の泳がせから急流での引き釣り、チャラ瀬など、どんな釣り場もオールマイティーにこなす実力派。パターンにハマった時の入れ掛かり状態は圧巻。

長谷川勇太 (はせがわゆうた)

Profile プロフィール

長谷川勇太 (はせがわゆうた)

夏場はアユ、秋から冬にかけては磯のグレ釣りと、ともにトーナメントに積極的に参戦する若手トーナメンター。アユ釣りではトーナメントが盛んに行われる中部、関西河川を巡る。磯のグレ釣りでは和歌山、三重各県をホームグラウンドとする。全国大会初出場となった「第41回G杯争奪全日本アユ釣り選手権」では、堂々の準優勝を飾り一躍全国区のアユトーナメンターに上り詰めた。がまかつフィールドテスター。

Tackle タックル

がま鮎 競技GTI・Ⅱ 引抜早瀬9.0m、硬中硬8.5m

がま鮎 競技GTI・Ⅱ 引抜早瀬9.0m、硬中硬8.5m がま鮎 競技GTI・Ⅱ 引抜早瀬9.0m、硬中硬8.5m

コストパフォーマンスの良さと、徹底してアユ釣りの競技会に向けた性能を追求して好評を博していた「がま鮎・競技GTI」シリーズの進化バージョンが「GTI・Ⅱ」シリーズ。特徴としては、各状況に合わせてラインアップされている各タイプそれぞれが、幅広く状況対応できるため、竿を変えずに刻々と変化する小さな状況に対応させることができる。今回、長谷川さんが使用する硬中硬は同タイプの中ではもっとも柔軟。谷口さんが使用する引抜早瀬はワンランク上のパワーを持つタイプ。

G-HARD てっぺん

G-HARD てっぺん

掛かりの早さと掛けたアユのキープ力を徹底的に追求した掛け鈎が「G-HARD てっぺん」。初期の小型アユから終盤の大型に至るまで幅広いアユのサイズに対応させるため、高強度で知られるG-HARD素材を採用した。6~9号までの7サイズが揃っているのも特徴。今回は小河川ながら良型アユが多いとのことで、7.5号、8号を中心に使用した。

Target ターゲット

アユ

アユ

日本を代表する淡水魚がアユ。日本を中心に東アジア一帯に生息する。秋に川で生まれた稚アユは、海へと下り、翌年の春に川へとソ上する。仔稚魚の頃はプランクトンなどを常食し、川へとソ上してからは岩に付く藻類を主食とするようになる。石に付く藻類を食べることから、質の良い石の周辺を自らの縄張りとし、侵入者に激しく攻撃を仕掛ける。この習性を利用したのが友釣りだ。1年で一生を終えるため、解禁当初の若いアユから盛期のアユ、産卵を意識した終盤のアユと、季節の進行に伴って、その大きさや味も変わる。また、各河川に繁茂する藻類を食するため、川によって食味も随分と違い、アユの味を競うイベントも各地で行われている。

Field フィールド

福井・九頭竜川

福井の大河川である九頭竜川は大野市東市布で岐阜県との県境にある油坂峠付近を源流として、坂井市で日本海へと注ぐ一級河川。その流域に九頭竜川中部漁協、勝山市漁協、大野市漁協、奥越漁協の4漁協が管理を行っている。下流部ではアユ釣りの他に、大型のサクラマスが釣れることで春の解禁からの風物詩ともなっている。アユは各流域に放流されており、下流部で川幅の広いエリアから、大きな石が点在する渓流相のエリアまで様々な顔を持つ。各エリアでアユ釣り場は数多いため、アユ釣りの競技会などが頻繁に開催されている。

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