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水中最前線第3弾。今回はアオリイカのエギング。海の中から、立体的な視点でエギングに迫る。

アングラーは、宮澤幸則。エギの開発に携わる宮澤は、春夏秋冬、四季を通じてエギングの可能性を探求しているエキスパート。
 
春に生まれた新子のイカが浅場に集まる秋は、陸からサイトフィッシングが楽しめる。
宮澤はまず伊豆の漁港で陸っぱりから狙う。漁港では水深の浅い堤防の付け根付近から始める。

浅場には、やる気のあるイカが群れているからだ。そして浅場で反応が無ければ、徐々に先端へ移動し深場を攻める。

浅場で小イカの群れを発見した宮澤は、それまで使っていた3号のエギから1.8号に変え、乗り渋るイカをサイズダウン釣法で掛ける。

宮澤は言う。「こうしたイカがエギに抱きつくシーンは、日常的に見ることができる。しかしあくまで平面的な視点。横から、下から見れると、釣り人にとって新鮮。」
翌日、伊豆の田子港で水中撮影にチャレンジ。水中カメラマンはその道47年の尾崎幸司。北極から南極まで世界中の海を潜り、水中から生き物の生態を観察し続けている。「この時期のアオリイカは、魚のエサになるので非常に臆病。撮影は五分五分。」と尾崎。

ポイントに到着。透明度は推定8メートル。視界は晴れない。厳しい条件の中、潜水開始。

イカを探してしばらく海の中を散策していると、キビナゴらしきベイトフィッシュの群れに出くわす。その横には、50匹ほどのイカの群れがいた。

そこにエギを投入。すると・・・。
イカがエギに抱きつく瞬間など面白映像満載!どうぞお楽しみに。 |