今回のターゲットは、“冬の主役”旬の高級魚、ヒラメ。昔から「ヒラメ４０」と呼ばれるほど早合わせ禁物の釣りだ。アタリから食い込みまでじっくりと待って乗せるようにして合わせる。その合わせるまでの間、釣り人はドキドキワクワク！この「間」にヒラメ釣りの醍醐味が集約されていると言っても過言ではない。今回は、釣り人の特権！贅沢なヒラメ料理もご紹介！

そんな旬なターゲットをお目当てに千葉県飯岡港にやってきたのは大塚貴汪と北本茂照。

出船して１時間弱。銚子沖の大根と呼ばれるポイントに来た二人は、船に設置された生け簀の中から、生きたイワシを取り出す。そう、ヒラメは生きたイワシを付けて泳がせ釣りをするのが通常。イワシの元気の良さが直接釣果に結びつく。よってエサ付けは慎重に手際良く。

水深は３５mほど。実釣開始早々、北本の竿に反応が…。竿先が細かく振動している。これは大きな魚が近くにいて、危険を感じたイワシが激しく泳いでる証拠。イワシを狙うのはヒラメなのか？と思ってるうちに竿が大きくしなった。しっかりと合わせ釣り上げたのは４０cm程のヒラメ。一方の大塚の竿も強く海に引き込まれた！落ち着いて引き上げたのは５０cmを越える良型ヒラメだった。

沖釣りのスペシャリスト２人が見せるヒラメ釣りのテクニックに加え、独特な釣法「横流し釣り」や絶品料理など、余す所なくヒラメ釣りの魅力をご紹介します。

• 大塚　貴汪
• 北本　茂照