愛媛県瀬戸内海沿岸では、秋から冬にかけてカレイの“のっこみ”シーズンになり、釣りのターゲットとしても本番を迎える。今回、愛媛県松山市在住で地元の釣り場を知り尽くした、渡部裕司と“ナニワのおっちゃん”こと中本嗣通、の２人が投げ釣りでカレイを狙う。

松山市のとある漁港から沖へ３０分、渡船で磯に渡った２人は、お互い３本のロッドを準備する。「遠投・中投・近投と投げわけ、一度に広範囲を攻めることがカレイ釣りの基本です。」と渡部。ヒュン、シュルシュルシュル・・・・ロッドが風をきりラインが勢いよく伸びていく、心地よい音だ。

３本投げ入れて、すぐに竿先に反応が・・・しかし、カレイではなくフグ。
いわゆるエサトリだ。カレイ釣りにエサトリはつきもの、とは言え釣れるのは、エサトリばかり・・・。
「エサトリばかり続いてもすぐにまた投げる。エサトリ対策は、根性や！」と中本。

我慢して投げていれば、潮の加減でスっとエサトリがいなくなるタイミングがある。その時がチャンスだ。そして遂に、渡部の竿先がググっと曲がる。カレイ独特の下へ下へと引き込む感触を味わいながら、見事、良型のマコガレイを仕留めた！

３本竿の使い方、餌の種類、誘いのかけ方など、カレイ釣りの基本を徹底分析。さらに、新鮮なカレイは寿司ネタに絶品！苦労して釣ったカレイは一層、美味い。釣って楽しい、食べて美味しい旬のカレイ。

笑いあり！ボヤキあり！の“迷”コンビ！　２人の“カレイな”（華麗な？）テクニックとトークで見どころ満載の３０分です！

• 中本　嗣通
• 渡部　裕司