
今年もヘラ師の心躍る“のっこみ”がやってきた!
春はヘラブナが産卵のために浅場にやってくる季節。
当然この時期にしか出来ない釣りがあり、
この時期にしか狙えないヘラブナがいる。
ヘラブナ釣りにおいて1年に1度のビッグイベントだ。
今回やってきたアングラーは生井澤聡。
幼少の頃からヘラブナ釣り一筋のエキスパートだ。
舞台は富士山の麓にある静岡県・田貫湖。
ヘラブナ釣り場として全国的に有名なポイントだ。
撮影当日、田貫湖は富士桜が満開になっていた。
生井澤曰く、例年では富士桜が満開になると田貫湖ののっこみが始まるという。
実際に湖を見てみるとヘラブナが“ハタキ”を行っていた。
期待が高まる。
最初に生井澤が入ったのはワンドの手前、水深約2mのポイント。
浅場を目指してワンドに向かうヘラブナの通り道になるポイントだという。
すでに浅場に入っているヘラブナよりも、
これから浅場に移動するヘラブナの方が産卵の準備をするため食い気がある。
狙いは的中し、次々とヘラブナをかけていく生井澤。
名手の華麗な竿さばきは必見!
その後は、さらに型の良いヘラブナを釣るため、ワンドの最奥へ。
ここの水深は70cm程度。
ヘラブナが溜まっているであろう葦際ギリギリに振り込む。
生井澤「まさにのっこみの釣りだね」
年間300日もヘラブナ釣りをする生井澤でも、
これだけの浅場を狙えるのは1年でたった数日。
特別な季節の特別な釣りを心ゆくまで楽しむ。
さらに、体高のある素晴らしい魚体のヘラブナを釣り上げることができた。
絶好のロケーションとのっこみのヘラブナ釣りの魅力が詰まった30分。
どうぞお楽しみに!