
ターゲットはエサ取り名人の異名をもつカワハギ。
カワハギは泳ぎが得意な魚ではないが、
他の魚にはマネできない特技がある。
その特技とは、前進、後進はもちろん胸ビレや尾ビレを巧みに使って
ヘリコプターのようにホバリングができることだ。
おちょぼ口なので大きなエサをひとくちで食べることはまずない。
エサを見つけるとエサの動きに合わせてホバリングし、
少しずつかじり取るようにして食べる。
そんなカワハギをテクニカルに狙うのがカワハギ釣りの魅力だ。
今回の舞台は和歌山県の加太。
元々、関東で人気のある釣りだが、
今では関西でもじわじわと人気を集めている。
アングラーは、カワハギ釣りのスペシャリスト宮澤幸則と
大阪在住のエキスパート清水恭仁。
ポイントは港から10分。
まずは仕掛けを着底させ、誘いをいれてアタリを待つ。
すると、宮澤にヒット。
約25cmの良型をキャッチ。
「加太のカワハギはひきますね!」
と笑う。
その後、清水にもヒット。
2人は順調にカワハギを釣り上げていく。
しかし、次第に天候が悪化。
潮の流れも速くなり、仕掛けのコントロールが取れない状況に。
そこで2人の名手の技が光る。
そのテクニックとは…
釣りを楽しんだあとはカワハギ料理に舌鼓。
新鮮なカワハギからとれる肝は絶品。
釣り人の特権を存分に味わう2人。
どうぞ、お楽しみに!