
12月下旬、白銀に覆われた立山連峰を仰ぎ見る富山湾で、
タチウオジギングを楽しむ。
富山湾は沿岸から急激に深く落ち込み、最深部で1200m。
“天然のいけす”とも呼ばれ、
有名な氷見のブリや、ズワイガニ、
シロエビ、ホタルイカ、ノドグロなど魚介類の宝庫。
タチウオも例外ではない。
アングラーは秋丸美帆と初登場の大玉直也。
大玉は日本一大きな村、奈良県十津川村に生まれ、
幼少の頃からバスフィッシングに親しむ。
釣り好きが高じて釣り具メーカーに就職し、
ソルトルアーフィッシングにも開眼。
タチウオジギングは、実にシンプルな釣りだ。
金属製のルアー、メタルジグを一旦海底まで沈め、
着底したら巻き上げる。
その際、メタルジグにアクションをつけタチウオにアピール。
1回しゃくったら1回ハンドルを巻く、1ピッチ1ジャークが基本だ。
それさえ体得できれば、初心者でもすぐに数釣りが楽しめる。
メタルジグはサイズやカラーにバリエーションがあり、
喰い渋ったときや型を狙いたいときなど、
状況に応じて使い分ける。
アングラーの創意工夫で状況を打開するのも、だいご味の一つだ。
果たして秋丸と大玉はどんな答えを導き出し、
タチウオジギングを楽しむのか?
さらに、タチウオは釣っても楽しいが食べても美味しい。
富山限定タチウオの1本焼きをはじめ、2人は絶品タチウオ料理に舌鼓。
見どころ満載の30分、お楽しみに…。