
今回は長崎県五島列島の福江島で、
磯釣り界のレジェンド鵜澤政則がグレを狙う。
長崎県に浮かぶ世界遺産の島、五島列島。
そこはグレ釣りを愛するものにとって、特別な場所だ。
雄大な自然と魚影の濃さ、スケールの大きさなど、まさにグレ釣り師、憧れの地。
そんな五島列島は鵜澤にとっても思い入れの深い場所だ。
グレ釣り最高峰の戦い、グレマスターズの第一回大会をこの地で制したのが26年前。
それ以降も五島には、通算300回以上は来ている。
しかし、そんな鵜澤でさえ、まだ知らないポイントがたくさんあるという。
「死ぬまで初心者だよ、ここでは。」
果たして今回はどんな釣行になるのか!?
初日。福江島の港から沖磯へ。
柔らかめの竿で、2段ウキにガン玉を2個つけ
ゆっくりと仕掛けを沈めて様子を探る。
さぁグレは食ってくるのか。
期待に胸が膨らむ。
しかしアタリはなく、エサトリの気配すらない。
この状況に「このポイントには魚がいないんじゃないか…。」
少し不安になった矢先…。ヒット!
姿を現したのは。40センチオーバーのイサキ。
グレではなかったが、良型サイズのゲストに笑顔がこぼれる。
しかし今回のメインターゲットはグレ。
「イサキのいる所にオナガグレありだ。オナガ来い。」
そう言って仕掛けを投じる。
すると、すぐさまヒット!
ラインが走る!「オナガかもしれない。」
胸が高鳴る!
慎重なやりとりの末、釣り上げたのは、
40センチと良型の本命・オナガグレ。
「良い型です。」上々のサイズにご満悦の鵜澤。
幸先良いスタートを切った五島釣行。
鵜澤はこのあとも手を変え品を変え五島のグレに挑む。
磯釣りの魅力とレジェンドの熟練の技が詰まった30分。
どうぞ、お楽しみに。