
エギと呼ばれる疑似餌を使うイカ釣り。
その名も"エギング"。
ショアから手軽できるため人気の高い釣りだ
今回はエギングで初夏のデカイカを狙う。
アングラーは、エギング界のカリスマ、ヤマラッピこと、山田ヒロヒト。
舞台となるのは和歌山県紀伊半島の東、"紀伊田原"。
一般的にエギングのハイシーズンは、
春と秋とされ、春は大型、秋は数釣りが楽しめる。
紀伊田原は6月まで良型のアオリイカが狙える人気のエリアだ。
「僕もここ(紀伊田原)は好きな場所ですね。
前に来た時、大きいの釣らしてもらってるんで」。
以前、山田はここを訪れた時に2キロクラスの大物を仕留めたという。
釣行初日、午前5時。
下田原港を出船し、約5分で"沖のトノ島"という磯へ。
紀伊田原で大型の実績が高い一級磯だ。
しかし、この日は朝から風とうねりで、釣りをするには難しい状況。
午前7時、満潮の時間帯で磯変わりして、
子イカを1杯キャッチするも後が続かない。
そして、反応ないまま午後4時を迎えた。
山田は対岸の磯際に潮目を発見し、そこに向かってキャスト。
すると、山田の竿にアタリが。
しかし、痛恨のバラシ…。
「やってもうた」と悔しがる山田。
「まだ近くにいると思う」と同じポイントにキャスト。
すると、キタ!竿が弧を描く。
ヒットしたのは約900gのメスのアオリイカ。
まずまずのサイズに思わず笑みがこぼれる。
「メスがいるということは、これより大きいオスがいるはず」と
サイズアップを狙い再び、同じポイントを攻める山田。
果たして…。
カリスマが魅せる和歌山でのエギング釣行。
どうぞ、お楽しみに!