
今回は、ベストシーズン突入!投げのシロギス釣りを紹介。
舞台となるのは鹿児島県の西部に位置する"吹上浜"。
日本三大砂丘の一つに数えられ、
全長47kmに及ぶ砂丘は国内で一番の長さを誇る。
また吹上浜では、投げのシロギス釣り大会が行われるほど投げ釣りの人気フィールドだ。
アングラーは神奈川県在住の高橋明彦。
投げ釣り歴40年、シロギス釣りのエキスパートだ。
6月初旬。
吹上浜を訪れた高橋。
しかし、釣りをせず海を見つめていた。
「吹上浜って干満の差がすごいんです。
今、干潮なんで、こういう時に地形の変化がある場所を
把握しておくことが大事ですね。」
と高橋は言う。
そのフィールドの特徴や地形などを見ておくことが釣果につながる。
午後1時。
最初は河口付近のポイントから竿を出す。
まずは5本針に、アオイソメとジャリメを交互に着け、
シロギスの反応を探る。
1投目、6色(約150m)先にキャスト。
すると、いきなりアタリが。
「割と近いですね。3色半(約87.5m)ぐらい」
1投目から本命シロギスを釣り上げた。
その後、高橋は順調にシロギスを釣り上げて行く。
そして、5点掛けに成功。
ここで高橋は仕掛けを変更。
5本針から10本針にした。
「段々と潮が上がってきたので、シロギスがもっと近くに寄ってくるはず」と高橋。
果たして…。
投げ釣りの爽快感とエキスパートがみせる、戦略とテクニック。
どうぞ、お楽しみに!