
今回は大阪湾でのタチウオ釣り。
エサとルアー、2つのアプローチで狙う。
ターゲットのタチウオは、獰猛で、牙が鋭いのが特徴。
そして何と言っても、ゴツンとくる独特のアタリと強いヒキに病みつきになるアングラーも多い。
しかも大阪湾はサイズがよく、魚影も濃い。
一年中タチウオ釣りが楽しめるフィールドだ。
まずはエサ釣り。
オモリとハリが一体となったものに
エサのイワシを巻き付けた"テンヤ"と呼ばれる仕掛けで狙う。
アングラーは日本を代表する女性アングラー、児島玲子。
そして、タチウオテンヤのエキスパート・西村豪太。
早朝、2人を乗せた船は大阪府南部、泉南の港を出発。
1時間かけてポイントへ。
すると周りにはたくさんのタチウオ船の船団が。
このフィールドでの人気の高さが伺える。
仕掛けを投入し、まずは底層を狙う。
すると、一投目から児島にヒット。
活性は高い。
ここから2人はエキスパートならではの技を駆使し、
大型タチウオを連発させる。
後半は陸っぱりからルアーで狙う。
アングラーはソルトルアーフィッシングのエキスパート高橋慶朗。
福岡在住の釣りガール、田上みずほ。
メインは大阪湾発祥の"ワインド"釣法。
大型のジグヘッドにワームをつけたような形だ。
ワインド初挑戦、まだタチウオを釣ったことがないという田上。
まずは高橋からレクチャーを受ける。
「ワインドは夜がメイン。明るい内にルアーの動きを把握するのが重要」と高橋。
攻撃的なタチウオは活性が高いと積極的にバイトしてくるので、
初心者にも釣りやすいターゲットだ。
辺りが薄暗くなり始める午後5時ぐらいからが、絶好の時合い。
まずは底から表層までルアーを引きタチウオの様子を見る。
その時、田上の竿にアタリが!「来たー!」絶叫する田上。
強烈なヒキ!渾身の力でリールを巻き上げる。
人生初のタチウオを釣った彼女の目にはうっすら涙が。
タチウオ釣りの魅力がたっぷり詰まった30分。
どうぞお楽しみに。