ターゲットは魚の王様、マダイ。
大型が高確率で釣れるのは"春の乗っ込み"シーズンだ。
今回の舞台となる新潟県上越沖では、
ゴールデンウィーク以降に、マダイは産卵のために回遊してくる。
そして3月から4月は、来たるべき産卵行動に備え、
エサを荒食いするという。
この乗っ込みシーズンの言わば前哨戦が"プレ乗っ込み"と呼ばれている。
アングラーは、沖釣りのスペシャリスト宮澤幸則と、
宮澤を師と仰ぐ石塚広行だ。
今回はコマセで寄せてマダイを掛ける、コマセマダイで狙う。
開始早々に掛けたのは宮澤。
釣れたのは、小ぶりだが美しい魚体のマダイ。
思わず、名手宮澤に笑みがこぼれる。
「さぁ、これからが本番!」と気合いが入る2人。
さらに、宮澤にヒット!しかし、どうも様子がおかしい。
マダイの引きと違う感覚がロッドから伝わってくるという。
正体は嬉しいゲスト、高級魚のアカアマダイだ。
海底にいるマダイをコマセで浮かせて釣る「コマセマダイ」。
船長の「(反応が)上がって来たよ!」という声にワクワクが止まらない2人。
しかし、本命マダイはなかなか食ってこない。
そこで宮澤は一工夫。
12メートルの長い仕掛けを20メートルまで伸ばし、海底付近のマダイを狙ってみる。
すると、今度は餌取りの猛攻にあう。
そこで宮澤、ある秘密兵器を取り出した。
その名も「リアルオキアミ」。
オキアミの形状を見事に模したワームだ。
果たして、その効果はいかに?
コマセマダイは、まさに頭脳戦!
仕掛けはシンプルだが奥が深い。
名手2人のテクニックは必見です。
番組後半では、グレマスターズ2019全国決勝大会の模様をお届けします。
どうぞお楽しみに!