おまえの親になったるで
前代未聞! 刑務所・少年院で先行上映会 開始!
9月20日(水) 播磨社会復帰促進センター(兵庫県加古川市) にて上映
播磨 播磨 播磨
500人を超える受刑者が単独室のモニターで、ドキュメンタリー映画を視聴。うち300人が視聴後、感想文を提出。自分の罪に向き合い、反省し懺悔するもの、被害者の立場を考えた…、裏切られても諦めず支えてくれる主人公に感動した…社会復帰に勇気が持てたなどの思いが綴られていた。
11月11日(土)12日(日)大阪刑務所「関西矯正展」にて上映
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11月11日(土)・12日(日)大阪・堺市の大阪刑務所で開催された「関西矯正展」。全国36の矯正施設で受刑者が作った革製品や家具、農産物などを展示・販売し、2日間で約4万人が来場。その会場で、ドキュメンタリー映画の専用ブースを設置し、来場者に無料上映会を開催。「大阪の中小企業の経営者たちが、更生支援活動を10年もやっていることに感銘を受けた」、「こうした活動をもっと社会に訴えるべき」、「被害者支援の課題などにもフォーカスすべき」など、ドキュメンタリー映画を視聴した来場者から、感想・意見が寄せられるとともに、劇場公開への期待の声が多く聞かれた。
12月13日(水) 三重刑務所 にて上映予定
受刑者・入院者の声「VOICE」
加害者、被害者ともに消えない傷を負って生きていかなければいけないんだと改めて思いました。

妹さんを殺されたお兄さんが親身になって裏切られてもあきらめずに世話をしている姿を見て とても感動しました。素晴らしい映画でした。

改めて自分の犯した罪について思い返すことができ、反省及び懺悔した。

二度と人を裏切る行為をしてはいけないと強く思えた。

被害者のことをどれだけ日々思っているのか? 大変胸が締め付けられる内容でした。

出所してから被害弁済を少ない金額ではありますが、被害者の人々に謝罪していきたい。

いつか自分も誰かを傷つける人間ではなく、人を助けられる人間になりたい

何度も何度も裏切られているにもかかわらず、信じ続けている姿に感動しました。

こうやってとことん親身になってくれるような人が、私たちのような人間にもいるんだなと思うと 勇気が湧いてきます

偽善者ぶっているとか、売名行為だろうと疑っていた自分の浅はかな考えが今は恥ずかしい。
普通であれば投げ出してもよい場面でさえ、元受刑者に寄り添う姿を見て感動に近い感覚を抱きました。

刑務所を出てからが本当の更生という言葉が強く印象に残りました。
ストーリー
Story
妹を殺害された兄の「葛藤の10年
自分の家族を殺した犯人を許せますか?
親からも、社会からも見捨てられた「元犯罪者」に
温かい手を差し伸べられますか?
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「なんで… 俺が犯罪者の面倒を 見なあかんねん!」
しかし、男は差し伸べ続けている。
つかんだその手を離さない。
―― そのわけとは ――
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ふたつの問題と向き合い、
自問自答しながら生きる…
加害者と被害者の間で闘ってきた、
男性の10年間に密着したドキュメンタリー
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10年前、関西の中小企業7社が集まり、あるプロジェクトが発足した。

元受刑者に住まいや仕事を提供し、再犯を防ぐ「日本財団職親プロジェクト」

受刑者の半分が出所しても仕事や居場所がなく、再び罪を犯していた社会問題に立ち上がったのだ。

しかし、参加者の中にひとり複雑な思いを抱えた男がいた。

大阪の建設会社・社長の草刈健太郎さん…

大切な妹を殺された悲しい過去があった。
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元受刑者を相手に、冷静な気持ちいられるのか?
当初、活動に気が進まなかった草刈さん。

少年院を出たある青年との出会いをきっかけに、のめり込むように全国各地の刑務所・少年院を訪問し、多くの元受刑者らに手を差し伸べてきた。

窃盗・薬物・詐欺など再び、犯罪に手を染める者たち…

草刈さんは親のように見守り続ける、「心を鬼に、仏にしてー」
「妹」を殺した、犯人との対峙ー
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活動を始めて7年ー。
ロサンゼルスの刑務所に服役中の妹を
殺害した夫・チェイスが
仮釈放される知らせが舞い込んでくる。
チェイスからは、一度も謝罪も手紙もない。
その彼と面会することを決意した草刈さん。
元加害者を支援し続ける葛藤の間で
再び、犯罪者への憎悪に
支配されてしまうのか…?
「母が父を殺した」少年との出会い
東北の少年院に呼ばれた草刈さん。
待っていたのは、母が父を殺したという少年だった。
面接で思わずかけた言葉が「家族になったるわ」。
少年は涙した。
その後で働くことになり…
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10年で手にした「信念」。
「更生の道」は拓くのかー
いくつかの葛藤を乗り越え、草刈さんが手にしたものがある。
"加害者をなくせば、妹のような悲劇をうまない"…という信念。
その信念はわずかな「希望」も生んだ。
更生へと歩む元受刑者と活動を支えてきた仲間たち。
殺害された妹から届いた贈り物だと胸に刻み、更生へと歩んだ10年
その思いはどこまで実を結ぶのかー
再犯を減らすことで新たな被害者も馬内壮絶な過去を持つ草刈さんの10年間の決意を通じて元受刑者の生き直しや教育・社会の問題も浮き彫りにしたヒューマン・ドキュメンタリー
再犯を減らすことで新たな被害者も馬内壮絶な過去を持つ草刈さんの10年間の決意を通じて元受刑者の生き直しや教育・社会の問題も浮き彫りにしたヒューマン・ドキュメンタリー
スタッフ
Staff
撮影・編集
テーク・ワン
音効
音響企画
題字
獺口知成 (テーク・ワン)
ナレーター
竹房敦司
プロデューサー
山田龍也 (テレビ大阪)
花本憲一 (テレビ大阪)
監督
北岸良枝
監督
監督
北岸良枝
この映画の出来事は決して他人事ではない
私たちは皆つながっている
憎しみの連鎖、不幸の連鎖、
大切な人たちを守るためにも
今すぐ断ち切らねば、
世界は暗闇のうちに消える

「過去は変えられないが、未来は変えられる
    ー未来が変われば、過去も変わる」

そう信じて、もがきながら
歩みを進めた人たちの10年の記録です


この思いが伝播することを願って…



※お兄さんの夢でもあった映画の脚本家を目指して渡米した福子さんと巡り会えたことも…
ここに至る全ての人たちとのご縁に感謝します。
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